短歌を創作

第31回「前田純孝賞」学生短歌コンクール入賞
五七五七七のリズムに思いをのせる、そんな営みが日本では1300年以上行われてきました。私たちの周りには七五調で書かれた言葉が数多くあります。これほど長く親しまれた七五調のリズムが、日本語の美しさや奥深さを表現する素晴らしい方法であることは間違いないでしょう。
2年国語では、近現代の短歌を一首ずつ丁寧に鑑賞した後、短歌を自身で創作することにとりくみました。現代においても七五調は日常の中で気軽に楽しめる表現として生き続けていますが、浮かんだ言葉をただ七五のリズムにはめ込むだけではよい作品は生まれません。身近な発見や感動、情景をどの言葉で、どんな語順で描くのか、そこに注力してお互いに作品を見せ合い添削しながら、より良い作品に仕上げていきました。
苦心して完成させた短歌を第31回「前田純孝賞」学生短歌コンクールに応募したところ、以下の3名の方が入賞されました。作品とともにご紹介します。
久々に引っぱり出した冬服にかすかに香る去年の思い出 吉村美華
いたすぎて涙が出てきてうずくまる目に飛んできたみかんの果汁 堀江悠斗
白球が打たれた瞬間絶望感目に焼き付けるキャッチャーの視点 永田理人
(文責:村上準)



