熱い想いを持つ団体に贈る特別賞

「信じる」(詩人・谷川俊太郎さん)
「信じることに理由はいらない/信じることは生きるみなもと」、詩人・谷川俊太郎さんが中学生のために書き下ろされた詩「信じる」の一節です。この詩に曲をつけた松下耕さんは、「谷川さんの詩は、わかりやすい言葉で心に響いてくる」「(曲を)こねくり回したくなかった」とおっしゃっています。私がこの詩・曲と出会ったのは中学1年生のときでした。なんとすてきな詩・曲なのかと、すぐにこの作品の虜になったことをよく覚えています。それから十数年、今度はホザナコーラス部の子どもたちといっしょにこの「信じる」に再び向き合うことになりました。
この詩をどう解釈するか、部員たちはかなり白熱した議論を交わしていました。「そもそも信じるってどういうことなのかが分からない。」「神を信じること、人を信じること、何が違うのだろう、、、」中学生たちが、自分たちの経験をもとに「信じる」ことについて考え発言する姿に心打たれました。本人たちが納得いく答えにたどり着いたのかは分かりませんが、考えを共有することに大きな意味があったように思います(後のYouTube動画の最後に生徒へのインタビューがございます。そこで「信じる」ことについて素晴らしい回答をしているので、ぜひご覧ください)。
ホザナコーラス部はこれまであまりコンクールに出ていませんでしたが、部員との協議の末、MBSラジオ主催の「こども音楽コンクール(声楽部門)」に出場することにしました。運よく西日本大会に駒を進めることができ、優良賞、そしてデンタルプロ賞(協賛のデンタルプロ株式会社が、音楽に対する熱い想いを持つ団体に贈る特別賞)を受賞することができました。詩の解釈の深み、「信じる」ことへの思いの強さが合唱を通じてよく表現されていたと講評を受けました。部員たちで話し合い、つくり上げてきた「信じる」をどうぞお聴きください。
(文責:顧問・村上準)
【MBSこども音楽コンクール公式YouTubeページ 当日の演奏】
当日の演奏は4月以降のMBSラジオにて放映予定です。



