2月の3日間の放課後、 2/14fri 6級、2/17mon5級、2/20thu 4級コースの実習を行いました。授業でも使っている数学アプリGeoGebra を使いこなすシリーズ企画です。
GeoGebra は6つの機能( 関数グラフ、数式処理CAS、幾何、空間図形、表計算・統計、確率)があり、4級までは「幾何」を使って基本的な使い方といろいろな便利な機能を知ることが目標です。
タブレットの画面の上部に配置されるアイコンを使い、自由に図形を描いたり、逆に一辺を指定さえすれば1ボタンで正多角形を描くこともできます。角度や長さ、面積も簡単に表示できます。ちなみに、4級の最終課題は「三角形の内心」を描く、です。
中学3年生の学習では図形も複雑なものが出てきますが、GeoGebraにとっては簡単です。3学期に3年生が取り組んでいた算額(表面に自作の問題、裏面に解答・解説を書く)を作る授業では生徒さんが作った問題を確認(問題設定が成立しているかどうか)する際、活躍してくれました。(この記事では、円に外接する正8角形を紹介します。)
GeoGebra は、中高数学はもちろん、プログラムを組むような分野でなければ大学の数学まで十分対応できます。
今週、3学期フォローアップ期間に、3級より上級コースを開催します。幾何以外の機能、関数グラフ、数式処理CAS、空間図形にも触れていただきたいです。
(文責 園田毅)