学びプロジェクト宣言

木村さん・長坂さん・足立さん・波止さんが、中学時代に学プロで活躍した現役高校生4人が、学びのバトンを渡してくれました
「学びプロジェクトは何のためにあるのか」
この問いを、先輩たちが自分の言葉で語ってくれました。中学時代の学プロ経験を携えて高校でも探究活動を続ける4人が、その学びがどのように今に生きているかを話してくれた時間です。プレゼンの後には、高校の「公共」の授業で取り組んでいる「人の行動をそっと変えるちょっとした工夫」をテーマにしたディスカッションとワークショップも行われました。お題は「なぜゴミ箱は溢れかえるのか」。罰則や強制ではなく、自然に正しい行動を選びたくなるような仕掛けを、どうデザインするか——グループで知恵を絞りました。各グループのワークでは、卒業生がそれぞれのテーブルにメンターとして入り、ディカッションのファシリテーションをしてくれました。グループごとの発表では、自分たちのアイデアや意見を堂々と発言する姿があり、未来の学びプロジェクトの担い手を予感させてくださいました。単なる正解をあてに行く生徒ではなく、「人の行動をどう理解し、どう関わるか」を自分ごととして捉えようとするマインドが宿っていたように思いました。
今回来ていただいた卒業生は、後輩たちに指導するような肩書があるわけではありません。「後輩達に伝えてあげることが、良いと思うこと」を肩書なしに、発言・企画し、実行する市民としてのリーダーシップを感じました。そして後輩たちに対して自然に議論を支え、問いを返し、考えを深めていく様子は、彼らの中学時代の学びが単なる経験で終わっていないことを示していました。身につけた思考様式を使って今の「場」に関わっている。その姿は、後輩たちにとって何より説得力のあるメッセージとなっていたはずです。国境、立場も年齢も超えて、考えを共有していく。まさにこれからを担う当事者たちのディスカッションであったと思います。(技術科 沼田 和也)
気づきnoteより:
・「学びプロジェクトに参加することで自分の視野を広げ、可能性を広げられるとわかりました。そして、私にはできないけど、私たちならできるという言葉でさらに自分の探究心に火がついたと思います。ありがとうございました。」(2年田辺)
・「何か問題を解決したりするときに、強制するのではなくナッジといって正しい行動をしたくなるようなものを利用すると自然に解決に近づいたりするということがわかりました。そのナッジは普段気づかなかったけれど学校にもたくさんあったり、街中にもたくさんあると知りました。私もこれから何かあったときにナッジを利用したいです。優しくアドバイスしてくれたり、話してくれてありがとうございました。」(1年相模)
・「今回、高校生の方達のプレゼンを聞いて、「学びプロジェクトは何のためにあるのか?」について改めて考えることができました。私は、自分の可能性や視野を広げるためと考えていましたが、先輩方の意見を聞いて、社会の課題を見つけ出し、より良い社会の実現に繋げていくための学びでもあることに気づきました。ディスカッションでは、なぜゴミ箱が溢れかえっているのかという問題についてグループで考えました。一見すると身近な問題ですが、原因や解決策を考えることは想像以上に難しかったです。その中で、ルールや罰則で強制的に問題を解決するのではなく、自然とみんながゴミをきちんと捨てられるようにする「ナッジ」という考え方が有効であると分かりました。例えば、ゴミを捨てると、QRコードで可愛いイラストを見ることができたり、ゴミ箱をキャラクターの形にするなどのアイデアは私にはなかったので、印象に残りました。中学時代の学びプロジェクトや自由研究で培った力が高校で役に立っているとお話されていました。目の前の活動はその場で終わるものではなく、将来の学びや成長に繋がっているのだと感じました。これからの学びプロジェクトでは、自分自身の成長だけでなく、社会にどのような良い影響を与えられるのかという視点も大切にしながら取り組んでいきたいと思いました。」(2年沖中)
・「意見を出し切って他にもう意見が出なくなった時高校生の皆さんが積極的に意見を出してくださり、面白い考えを私たちに共有してくれ、そんな視点や考え方もあるのかと気付かされました。すごく面白かったです。これからももっと積極的に学びプロジェクトに参加し、学びプロジェクトを通して自分の好きなものを見つけたいです。」(1年岡田)






