家業(建設)と起業(化粧品) 二足のわらじで働いています。
「建設業で3Dプリンターってめっちゃいいやん!」
卒業生のアトツギシリーズ第4回は、吉村さんに盛りだくさんのお話をいただきました!100年以上の社会インフラを整えてきた京都の会社であり家業の吉村建設工業で働きながら、ご自身の会社(株式会社Three-M)を経営され、趣味のスキーの世界でも活躍され、とてもエネルギッシュで、魅力的なお話をいただきました。中でも、Polyuseという会社と連携して国内初の3Dプリンタを用いて土木施工を行っていった取り組みは、圧巻できた。業界と様々なメディアが注目しているのも、うなづける内容でした。新しいことにチャレンジしていく苦労もありつつ、「出会って来た方たちとのつながりの中でできたこと」というお話も学ぶべきぽいんとだなと感じました。また、起業された株式会社Three-Mという会社は化粧品を扱っておられるのですが、なかでも「引き算の発想」というアイデアづくりの引き出しも紹介してくださり、とても興味深かったです。
秋には、吉村さんにモルタルの3Dプリンターを対面で見せていただきたいと思っています。
気づきノートからーーー
“・「今日の授業を受けて、土木ということに詳しく知れて、土木ってこんなことするんだー、と思った。もともとの土木工事の考えを変えて、3Dプリンターで作るという考えが、僕だったら思いつかないというのとで、やっぱりそういう点に関しては、吉村建設は新しいことに進んでチャレンジしようとしているんだなと感心した。また、化粧品会社の起業についても、それ自体勇気がいる事だけど、化粧品という製品に関して、他の産業も取り入れるなど、(お茶の葉を利用する)他の産業を掛け合わせるというのがいいなと思った。建設業で3Dプリンターってめっちゃいいやん!って思い3Dプリンターで工事するのっていいことなのにどうして全然変わらないのかなと思った。若い子が土木業界をやりたがらないことで工事業者全体がピンチなのに、なんで広まらないんだろうと思った。
そして’、これからの時代には「掛け合わせる」という新たな考えが重要になってくるのではないかなと思った。そう言ったところに目をつけられるようにするには、いろんなことに対しての知見を広げればいいんじゃないかなと思った。だから、これからの僕たちの生活でも、いろんなことをついばんでみるということが必要なんじゃないかなと思った。」(1年)”
・「JR奈良線の複線工事や同志社高校の体育館の建設をしたとても大きい会社の人にお話を聞くことができて、とても面白かったです。中でも、3Dプリンターを使った工事の話は興味深かったです。3Dプリンターは法面工事や曲線の歩車道境界線を作れたり、4日かかる工事を1日でできるとてもすごい機械だと思いました。学校にもあるらしいので今度使ってみたいと思いました。」(1年)
・「どの職業でも言えることだけど、最近は少子高齢化とかで人不足がどうしても課題として出てくるから、3Dプリンターを使うっていうのは効率的でいいなと思いました。」(2年)
“・「今回の学びプロジェクトでは「マイナスの美学」というものを学んだ。
このコロナ禍の中、物資や費用の側面でも無駄なところは削っていかないといけないというところや、とにかく無駄を削ることでそのもの自体が洗練されて美しいものになるということがわかった。」(1年)”
そして’、これからの時代には「掛け合わせる」という新たな考えが重要になってくるのではないかなと思った。そう言ったところに目をつけられるようにするには、いろんなことに対しての知見を広げればいいんじゃないかなと思った。だから、これからの僕たちの生活でも、いろんなことをついばんでみるということが必要なんじゃないかなと思った。」(1年)”
・「JR奈良線の複線工事や同志社高校の体育館の建設をしたとても大きい会社の人にお話を聞くことができて、とても面白かったです。中でも、3Dプリンターを使った工事の話は興味深かったです。3Dプリンターは法面工事や曲線の歩車道境界線を作れたり、4日かかる工事を1日でできるとてもすごい機械だと思いました。学校にもあるらしいので今度使ってみたいと思いました。」(1年)
・「どの職業でも言えることだけど、最近は少子高齢化とかで人不足がどうしても課題として出てくるから、3Dプリンターを使うっていうのは効率的でいいなと思いました。」(2年)
“・「今回の学びプロジェクトでは「マイナスの美学」というものを学んだ。
このコロナ禍の中、物資や費用の側面でも無駄なところは削っていかないといけないというところや、とにかく無駄を削ることでそのもの自体が洗練されて美しいものになるということがわかった。」(1年)”
#1 建設用3Dプリンターによる施工方法の検討・開発 https://www.yoshimurakensetu.co.jp/technology/development/
#2 Polyuse、建設用3Dプリンタを用いた公共土木工事でのオンサイトプリンティングを国内初成功 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000049711.html
#3 日本初!吉村建設工業が国交省からの国道工事をPolyuseの建設用3Dプリンターで現場施工 https://news.sharelab.jp/cases/other-fields/onsiteprinting-polyuse-220928/
#4 Polyuse https://polyuse.xyz/
#5 株式会社 Three-M https://www.three3-m.co.jp/
「卒業生のアトツギシリーズ」は、京都市役所の小野寺さんのコーディネートによって、実現しています。毎回とても魅力的な話題を提供してくださり、学びの多い学びプロジェクトとなっています。
(沼田)