未来の後輩に同志社中学校を紹介する

ホスピタリティを学んで、来た人と向き合う
説明会の日、会場のあちこちに生徒サポーターの姿がありました。受付のそば、廊下、教室の入口で、来てくれた小学生や保護者に「こちらです」「見ていかれますか」と声をかけている。同志社中学校の魅力を伝える、当日限りのスタッフです。募集の呼びかけに、自分から手を挙げた生徒たちです。事前のガイダンスにも、私は顔を出して「ホスピタリティ」、おもてなしのコミュニケーションを学びました。
私が見ていて印象に残ったのは、その一生懸命さでした。誰かに言われたからやる、という顔ではない。自分の持ち場を、自分の仕事として引き受けています。
ある2年生は、あとでこう書いていました。
「グッズ販売を担当した時に、どうしても緊張して声が出ず、商品の魅力を説明するのもやっとだった。しかし、自由見学案内では、15人ほどの来校者さんに対応でき、本校の魅力を伝えられた。」(2年)
一日のうちに、うまくいかなかった持ち場と、手応えのあった持ち場がある。声が出なかったことも、そのまま書いています。
1年生のひとりは、案内をするために、その日はじめて食堂に入ったそうです。「え、初めて入ったかも」と思わず口にしたら、一緒に案内していた人が「そうなんや」と受けとめてくれたそうです。その子は、気づきnoteにこう書いていました。
「かっこいいところだけじゃなくてこういう本音とかも大切なのかも知れない」(1年)
来てくれる人は、私たちのそのままの学校生活を知りたいのだと思います。だから、包み隠さず思っていることを全部言うようにしているとのことで、それが今日いちばん大切だと思ったことだと、その子は書いていました。生徒サポーターは、春と秋にあります。次はどんな子が手を挙げて、どんなことに気づくのか、楽しみです。(沼田 和也)




