建物は誰がつくっているのか

類設計室「建築・まちづくり産業探究プログラム」のご案内
探究の授業で、A4の紙いっぱいに並んだ建築写真から「これがいい」と思うものを生徒に選んでもらいました。理由はあとから考えるというワークです。
「光の入り方が気持ちいい」
「外と内がつながっている感じが好き」
ハサミで切り抜いた写真の横に、生徒達の気づきが記入されていきます。
このようなワークを持ってきてくださったの類設計室です。同志社中学校では、類設計室の「こども建築塾」とのコラボで探究の授業を組み立てています。昨年度は、1学期に建築を「つくる」側から、2学期に「感じる」側から考えました。今年度もこの授業は続いています。届く材料は、毎回こちらの想像より深いところまで掘られています。私は、建築家とは構造や動線や費用を一つずつ理屈で詰めていく人であると思っていました。それはその通りなのですが、それだけではありませんでした。「なぜかわからないけど、これがいい」という直感を手放さずに持っていて、そこから理屈を組み立てていく。いわばアーティストに近い顔もあるのだと、ワークを通してわかりました。
その類設計室が、今度は学校の外で、中高生向けのプログラムを開きます。「建築・まちづくり産業探究プログラム」です。同志社中学校の企画ではありません。それでも、興味のある人にはぜひ行ってみてほしいと思い、ここで紹介します。当日は三つの段階で進むそうです。
1 建築の業界にどんな仕事があるのかを知る。
2 参加する会社の技術や強みを掘り下げる。
3大学生や企業の方と一緒に、これからの建物のアイデアを考える。
参加企業の一覧を見て、おもしろいと思いました。建設会社や不動産の会社のほかに、木材を扱う会社、壁の材料をつくる会社、建物の管理を担う会社が並んでいます。一つの建物は、設計する人だけでできているわけではありません。この企画は、建築が好きな人には、もちろんのこと、将来のことはまだ何も決まっていない、という人にも行ってほしいです。申し込みは自分で行っていただきます。知らない中高生や大人のなかに入っていくのは、少し勇気がいるかもしれません。そこでの学びを、ぜひ聞かせてほしいです。(技術科 沼田 和也)
<お知らせ>
類設計室「建築・まちづくり産業探究プログラム」
日時:2026年12月6日(日)13:00〜15:30
会場:類設計室 大阪本社(大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル)
対象:中高生/参加無料/先着40名
申込締切:11月22日
参加企業:三和建設株式会社、株式会社岡本銘木店、日本プラスター株式会社、大林ファシリティーズ株式会社、野村不動産株式会社、ハンワホームズ株式会社(ほか順次発表)
本校主催の行事ではありません。お申し込みは、添付のチラシ(QRコード)から各ご家庭でお願いします。
参考記事)




