素敵な駅を、自分たちの手でつくる

八幡前駅プロジェクト
同志社中学校×叡山電鉄による産学協同プロジェクトであり、10年近く前から公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団のモビリティ・マネジメント教育支援事業に採択され、公共交通を活用した地域貢献の教育モデルとして、全国に向けて紹介されています。今から13年前の2013年から続く、中学生が主役の地域づくりの実践です。
1928年の開業以来、地域のシンボルとして本校と寄り添ってきた叡電・八幡前駅ですが、地下鉄ができたことにより学生の利用者が減り、周辺地域の少子高齢化も重なって、かつての活気が失われてしまいました。「町の人にとっても、同志社生にとっても大切な八幡前駅を、自分たちの手でもう一度素敵な駅にしよう」(古城 郷)という思いに共鳴した中学生有志が集まったのがこのプロジェクトの始まりでした。
「プロジェクトリーダーは子どもたち」とは?
学校におけるプロジェクトでありながら、大人は、生徒が動かない限り先に手を出さないことがこのプロジェクトの特徴です。「協同する企業も含めて大人が失敗や
限界を恐れず、生徒の発想を信じ、出来るかぎり尊重する」(古城)のです。それが大人の役割だとされています。「子どもに任せると、大人の想像を超えたものが生まれる」、電車がホームに入るとBGMが流れるシステムや、台風被害を受けての募金活動の発案など、大人が最初から計画したものは一つもありません。
生徒が経験するプロセス(仕事さながらの流れ)は、次の様です。
課題リサーチ → アイデア立案 → 企業へ提案 → 実践・告知 → 評価を受ける → 練り直す
このプロセスを繰り返すことで中学生たちが獲得するのは、「社会と学びがつながる感覚」「自分たちの思いや考えが社会に通用する自信」、そして「社会の一員としてアクションできるシチズンシップ」となります。
2017年にも、公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団のMM教育支援事業に採択。「公共交通を活用した地域貢献の教育モデルとして波及効果が見込める」と評価され、全国に向けて紹介されました。
同志社中学に入学したら、一緒に八幡前駅を素敵な駅にしませんか。特別なスキルは必要ありません。駅や地域のことを考えたい、何か形にしてみたいという気持ちがあれば、それで十分です。
自分の活動が地域や社会に届くことを、実感として知ろう。
企業にプレゼンし、実現させる経験が、本物の自信につなげよう。
地域の一員として、自分にできることを考え、動こう。
交通エコロジー・モビリティ財団 https://mm-education.jp/
モビリティ・マネジメント教育(交通環境学習)ポータルサイトにて、同志社中学の古城さんの取り組みが紹介されています。





