マレーシアの学校との交流がはじまる

短い時間で生徒たちは国境をこえて友達に
この週末に開かれるロボット競技会URCに出場するために、マレーシアの学校の先生と生徒たちが日本に来られました。その合間に本校へ立ち寄ってくれたのが、今回の交流です。アーテックという教材会社が、この出会いをつないでくれました。
ばたばたの一日でした。飛行機が遅れて到着の時刻が動き、こちらの段取りは何度も組み直しになりました。用意していたジェンガは、時間が足りずにできませんでした。できたのは、キャンパスを一緒に歩くことと、写真を撮ることくらいでした。プログラムとしては、ずいぶん薄い内容となってしまいました。それでも、生徒たちはよく話していたというのが私の印象です。
きっかけは自己紹介でした。名前を言い合ったあと、どちらからともなく質問が続いていくのです。お互いの学校のこと、好きなこと、趣味の話。英語でやりとりをして、足りないところは身振りが埋めるという感じです。文法が正しいかどうかなんて、誰も気にしていません。伝えたいことがあって、相手のことを知りたいと思っているというその関係があるだけで、英会話は勝手に転がっていました。短い時間だったにもかかわらず、別れる頃には友達になっていました。
私は横で見ていて、少し不思議な気持ちになりました。特別な仕掛けがあったわけでもないし、ロボットなど同じ教材で何かを作ったわけでもありませんでした。ただ同じ場所に立って、顔を合わせて、言葉をかわしたという、ただそれだけで、国が違っても友達になっていくという姿が印象的でした。人と人が同じ空間を共有するというのは、こんなに力強いものなのかと思いました。
先生同士の話し合いもしました。これからお互いの学校を行き来して、少しずつ知り合っていこう、という話になりました。始まったばかりの交流を、これからどう続けていくか、楽しみにしています。(技術科 沼田 和也)






