スクールドッグ『イーズ』から学ぶ、動物との対話と信頼

「可愛い」の先にある、知性と心の繋がり
「スクールドッグって何だろう?」そんな素朴な好奇心から、本プロジェクトは始まりました。ゴールデンレトリバーの「イーズ」との触れ合いを通じて、生徒たちは単なる「動物との交流」を超え、生命の特性や学習の仕組みについて、体験を通して深く考えることができました。
最初は「イーズに会いたい」という思いで参加した生徒たちも、訓練の具体的な方法や、吠えにくい性質と遺伝の関係、さらには介助犬が着用するハーネスの意味などを知る中で、少しずつイーズとの向き合い方を変えていきました。音や食べ物を用いた工夫が動物の学習を支え、それが盲導犬や介助犬などの社会貢献につながっているという発見は、教科書だけでは得られない「生きた知識」となりました。
相手の特性を理解し、歩み寄ろうとする姿勢は、同志社中学校が大切にする共生の精神そのものです。この経験は、生徒たちが将来、自らの学びを土台に、多様な存在とともに生きる社会を築いていくための、大切な一歩になったのではないでしょうか。
気づきnoteより:
・「犬の訓練の仕方や犬の性質が分かった。イーズはあまり吠えず、大きくもなかったから親しみやすかった。吠えない父犬と吠えない母犬の子供はあまり吠えないことが分かった。また参加して実際に犬に訓練を受けさせたいと思った。」(1年岩橋)
・「犬や猫、鳥は学習をできることを知った。音や食べ物をつかってうまく工夫すれば、盲導犬のようになるんだなと思った。」(1年中嶋)
・「私は犬が好きなので、最初はイーズに会いたいという気持ちで参加していました。
でも、話を聞いてみると今まで知らなかった犬の知識(訓練の仕方、イーズの特徴、介護犬のハーネスの意味など)をたくさん知れたので、次もあればまた参加したいと思いました。」(1年松本)
(文:沼田和也)





