エネルギッシュな英語の討論風景
ディベートをきっかけに英語を我がものとする
教室から生徒たちの歓声や大きな声の英語が聞こえてくる。教室に入ると、英語で自分の主張する何かを一生懸命強調している様子があった。どうやらドラえもんの魔法の道具”あったらいいな”を一つ選び、その道具の長所や短所を討論していた。皆川先生の授業はいつもエネルギッシュで、生徒たちの元気な姿が印象的だ。
「今の発表どうだった?」
「他に質問ありますか?」
「意見、ありますか?」
の問いかけに、すぐに手が上がり元気な大きな声で英語で喋っている。自分の頭で考えながら、発表の出番を獲得してからその場で思いつくことを英語で物怖じせずに語り、発言に皆は耳を傾け反応する。皆川先生の授業では、安心感があって多少間違おうが構わないんだという心構えが生徒の中に浸透している。「英語での発言を楽しむ」、「英語で反応して質問することを楽しむ」。そんな授業空間だった。
中学生になったら、ただ単に英語のスコアをとるだけじゃなくて、英語で思考し、議論を通じて自分の考えを表現する楽しさを知ることも体験してほしい。(教頭 沼田 和也)