キットヲキニメス鳴海餅本店
~暮らしに根付いたお菓子と私たち~
学びプロジェクトサポーターとして活躍されている小野寺さん(京都市役所)のファシリテーションですすめている「卒業生とまなプロ」シリーズも第4回を迎えました。
お餅や和菓子がどのような形で日本人や京都の町衆の生活に根付き現代まで受け継がれてきたのかについて、本校の卒業生で、現在取締役として活躍しておられる鳴海さんにお話いただきました。同志社中学の設立の1875年と同じ年に創業されたことからも、なにかつながりを感じませんか?
由緒正しい昔ながらのお米(神埼のお米)、本当においしい洛中の井戸水を使い、手作りにこだわりをもって作っているというお話から、嗜好の多様化で和菓子離れなどの課題、良き古き文化を次世代にどうやって伝えていくかなど、奥深い話でした。ものづくり、和菓子、ブランディング、会社経営の話などたくさんおもしろいお話を聞くことができましたし、人生のヒントをたくさん頂けました!(沼田)
ーーーーー<気づきnoteより>------
・「白味噌また食いたい」(3年)
・「和菓子は私の中で日本のお菓子として食べられてきたけど食べる機会は案外少ないもの。たまに食べるけど洋菓子のようには沢山食べない。また、お歳暮では洋菓子は送られてくるけど和菓子は送られてこない。食べる機会としてパッとすぐに思いつくところはお抹茶の横にあるお菓子。これもあまり食べる機会は少ないと思う。このように和菓子は普段の生活では少し離れているものだと思う。実際に食べる人は減少してきていて沢山の人に食べてもらえるように対策をしていた。今日のお話しを聞いて和菓子の魅力を知れた。和菓子は1つ1つ似ているようで違う。何に例えて作られているのか、どんな意味を込められて作られているのか、どんな作り方で作られているのか、1つ1つ全然違う。和菓子は材料や作り方、見た目をこだわって作られている。
手作りにこだわる理由として人と人、人と神々を結ぶ、という部分が良いなと思った。
もともと赤飯が大好きだからスーパーで売ってる赤飯じゃない本場の赤飯を食べたくなった。
最近はまった小説の主人公が和菓子屋さんの子供だった、また、職場体験のようなもので作ってみたので少し親近感があった。和菓子の柄を考えるのが楽しそうだなと思った。
次和菓子を食べる時は学プロのことを考えると思う。柄をじっくり見て、意味を調べてみたいなと思った。
今回お話しを聞いてみてすごく工房に行きたくなった!」(3年)
★鳴海餅本店HP https://www.narumi-mochi.jp/
★スイーツブログの参考サイト
ナルミの赤飯で有名な「鳴海餅本店」は和菓子も絶品だった! https://sweetsvillage.com/blog/otoriyose/narumi-mochi/