研究発表会 〜自分の興味関心をみんなと共有しよう〜
中/高/大/院 生が立場を超えてアイデアを共有
7月18日(木)9時ー 技術2教室にて研究発表会を行いました。 今研究していることを発表し、アイデアや知恵を交流・交換することで新たな気づきやさらなるアイデアを生み出していく機会を作るというのが本会の目的でした。優れたゲストスピーカー(高校生と大学生)をおよびし、中学生の皆さんにも発表の機会を作りました。1 傍聴・見学枠で申し込む人、2発表枠で申し込む人、3研究発表会の進行のスタッフ枠として申し込む人、様々な参加携帯を用意しています。大学院生は都合がつかず参加されなかったのですが、とてもすばらしい研究の交流ができました。
先走って言えば、このような企画が将来の学会や研究会につながっていくんだろうなと思いました。自分たちの興味持っていることを発表しあって、討論しあって、評価しあって、自分のあたらしいアイデアや知恵として取り込んでいく会でした。授業でもないし、先生に言われてやっている行事でもないし、生徒のみなさんの等身大の研究発表と討論がかわされ本当にすばらしい企画となりました。しかもその生徒のみなさんの討論が本当に生き生きしていてすごいなあと思いました。(沼田)
◆生徒同士が評価しあう場面の様子です。————————————
「あなたが、モータースポーツが好きっていうのは知っていたけど、どこが好きってわからんかった。でも発表しているのをみて、自分の言葉で要約したり話を作れていているのは本気ですごいって思った。それで熱意だけじゃなくて、相手に伝えようってしているのがちゃんと伝わってきた。好きなところ以外にもレースの知識とか車の仕組みとかもちゃんと細かく教えてくれて、聞いてて飽きなかった。」
「ポケモンについて、製作者の意図をちゃんと自分で解釈して、それでそれが好きだってみんなに言えるっていうのがすごかったし、自分ももっとちゃんと知識とかいれやなあかんのやけど、すごいなって思いました」
「先輩は、不思議だていうのから入っているのがすごいって思った。僕の場合は好きだってだけでやっているので、先輩は最後までちゃんとやろうとしてたり、すごいと思った。ぼくだったらすぐに飽きちゃうんですけど、最後まできちんとしようとしているところがすごいと思った。」
「なんでも不思議に思うところがすごいなって思った」
「話を聞いて、運転手や開発者という人が合わさっていっしょにやることによって作り上げるっていう物語があって、そういう奥深いところまで感じ取れているっていうのがいいなって思ったし、一つ一つに物語があって感動した」
「僕は、ものづくりが好きなので、ものづくりに物語があって、、て思ってたんやけど、あなたの研究発表をきいて、その世界もおんなじなんやなって思ったところもあった。」
◆生徒のみなさんのコメントです————————————
「今回のプロジェクトの目的は互いを認め合うことが大きな理由です。そのためにもとても身近である自分が興味の持つものから研究まで自由に発表してもらい、交流会という形でワークを行いました。最初の褒め合いの際、言うことが出しにくかったのではないでしょうか?しかし相手の好きなことからいろんなことを想像し、相手に聞いていく間に自分との共通点を発見し、相手のことを少し理解することができたのではないでしょうか?また新しい発見があったのではないでしょうか?つまり私たちは自分と違ったことに抵抗を持ち、距離感が遠いと判断してしまうのかもしれません。これが下手をいえばいじめに繋がったり、歳だからだとやめさせられることがあるのではないかと思います。自分と違う点に否定的になるのはなく、今日のように相手を知ろうとする姿勢が互いを認める大きなきっかけになると考えています。
決して私も今日したことが普段からできているわけでなく、どうしたら互いのことを知り、認め合うことができるのか考えていた段階でした。ある意味、私自身が考えた企画ですが、相手のことを知るためにはどうすればいいのか考えた結果から今日本当にそうなのか試しただけでした。だから僕も周りから学ぶことがたくさんありました。
最後に今日のワークで相手のことを知るだけでなく、自分が興味を持つことの魅力だったり、周りから話を聞いて新しい発見を気付けたのではないでしょうか?上記のことはもちろん、今自分が好きなことを大切にして欲しいと思います。そして今日、見つけた発見をこれからのプレゼンや行動、挑戦につなげていきたい、欲しいと思います。」
「先輩達とも仲良くなれました!」
「”皆の好きな分野、研究したものを知ることがとっても面白かったです。 また、人によって捉え方が違ったりして時間が過ぎることが早く感じました。また同じような機会があればうれしいです。”」
「みんなそれぞれ趣味があって面白かった」
「”今回、自分の好きなものを発表して、さらに好きになりました。また、人の好きなものを知ることによってこのような趣味もあるんだな〜と思いました。また同じ企画をしてもらいたいです”」