明石海峡大橋の主塔からみる絶景
世界でいちばん長い橋 - 本物を体験して欲しい日本の土木技術
9月1日、明石海峡大橋の主塔の頂上にのぼりました。絶景でした。14名が参加できました。
明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋です。
明石海峡大橋は、本州と四国を、道路と鉄道で繋ぐ本州四国連絡架橋事業の一環として建設されたもので、1988年5月に現地工事に着手し、およそ10年の歳月をかけて1998年(平成10年)4月に完成しました。(沼田)
参加した生徒のみなさんより
「最初の博物館でのガイドさんによる説明はとても分かりやすく展示品などを見ながらだったので理解が深まりました。その後実際に橋を歩き出すと、海の中からそびえ立つその大きさをまじかに見て圧倒されました。また数々の大きな部品がある様子は工事の大変さを物語っていると思いました。頂上に登ると本州、淡路島、そして瀬戸内海を一望することができとても良い眺めでした。帰りにはガイドさんに疑問を質問することができました。とても分かりやすい解説で質問した甲斐があったと思います。何回も来れるとは限らない中で今回来ることができたのはとても良かったです。当時10年もの歳月をかけて工事にあたった人達の情熱と、数多くの困難にも立ち向かい建設後から今まで最長記録を保持している橋を作り上げた日本の技術を知ることができたと思いました。」(石丸君)
「 帰りの電車の橋を見ていたら、三角の棒が橋を支えていることに気がつきました。よく考えてみると、明石海峡大橋もそうだったなとおもいました。 橋を作るとき、三角が物支えやすい形なのかなと思いました。 また、解説者の方々がいてくださってより深い学びができました。作る人の壊れないようにするための工夫、技術の高さを感じられました。技術の授業に生かしたいと思いました。また、小さい模型がかわいくて、一度作ってみたいと思いました。 そして、何よりも塔の上から見た景色が絶景でした。私がまるで橋を地上に向かってたれながしているようでした。一度も見たことがないとても不思議な景色でした。家族と見たかったと思いました。塔の上にたどり着くまでが怖くて大変でした。金属のあみからのぞいてみると海が真下で落ちるのではないかと心配になりました。でも、従業員の方々が「これは私が作った橋なのだから壊れるわけない。だから安心して。」と言ってくださったのでほっこりしました。 もう一度、家族と来たいです。」(中筋さん)