接着剤の研究
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「身近な疑問や好きなことについてどんどん調べてみて視野を広げようと思った」
南先生より接着剤の研究について発表していただきました。
接着剤は身近なもので面白そうだと思ったのがきっかけだそうで、生徒のみなさんの感想からも「身近な疑問や好きなことについてどんどん調べてみて視野を広げようと思った」と書かれているように十分に伝わりました。
南先生は、「接着剤の衝撃と繰り返しの力に対する性能」を上げるために、4%の不純物(ゴム粒子)を混ぜて強さを評価されました。衝撃に対して40%向上、表面の凹凸度合は10倍、耐久性も5倍とすごい結果をだされました。
南先生は、「身近なものでもまだまだ知らないことがたくさんあること」に気づいてほしいといいます。なぜ飛行機が飛ぶのか??海がなぜ青いのか、、、など根源的な ことにアプローチしていってほしいとおっしゃいました。(沼田)
生徒の気づきから
“今化学の時間でやっていることや1年生の時に技術の時間でやたっことなどの要素も含んだ研究で興味を引いた。
勉強ってこのためにやってるのかなっていう気持ちになった。
知らないことを知ることのワクワクについて改めて考えさせられた。”
接着剤の仕組みや接着剤の仕事についた理由などを知れてよかった
沢山の質問に答えていただけて嬉しかったです
“接着というものは、衝撃と繰り返しの力に強くなければならないこと。
普通の接着剤とゴムの粒入り接着剤を比べた時に、ゴムの粒入りの方がはるかにひびが進みづらくなったり、衝撃の強さが上がったりすることがわかった。つまりは、ゴムの粒を入れることが強くする鍵なのだと考えた。”
“接着剤と聞くと、工作とか技術の時間などくらいに使うイメージしかなかったけど、車や飛行機などにも使われていると知っておどりた。日常的によく使うものなので今回しれてよかった。
メモ
衝撃と繰り返しの力に強くないといけない。
機械的接合 材料の表面の凸凹に接着剤が入り込んで固まることで接着ができるという考え。アンカー効果とも呼ばれる。
物理的相互作用
接着剤と被着剤の距離が’非常に近づいてる際に生じる接着剤と被着剤の分子との間の引き合う力による作用で接合される考え方。お互いを引き合う力。アロンアルファなどの主な原理
ゴムの粒を加えることによって、衝撃の強さが上がった。
身の回りの身近な疑問や好きなことについてどんどん調べてみて視野を広げようと思いました。”
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