学び文化の伝承
学んだことを他者に広げる学びが主軸になる
学びプロジェクトでは、自身の学びを他者に広げる機会を作っています。3年生の沢くんは学びプロジェクトや授業で得た知識やスキルを使って、学プロのコンテンツを作り私に提案してくださいました。とてもすばらしく感動しました。
学びプロジェクトにてゲストスピーカーとして登場していただき、見事にワークを成し遂げられました。
参加者の声ーーーーーーーーーーーーーーー・「さわさんの説明がわかりやすかったです。」(1年)
・「Keynoteを初めて使ってこんなに色々なことを出来るのを知りました!あと、沢くんが親切で説明がわかりやすかったです!」(2年)
・「アイムービーで音楽がつけられる方法が知れて楽しかったです。」(3年)
・「今までKeynoteを使っていても中々文字や音楽をつける事はなかったので、このまなプロを通して色々工夫していきたいと思います」(1年)
・「すぐキッチンのエンディングに使えると思った。ちょっと作ってみたい。BGMは、フリー素材のものを取ってきてもいいと思った。」(2年)
・「説明がとても分かりやすかったし、質問にも分かりやすく答えてもらったしで、楽しかったし、終わった後、コレを自分が作ったのか!と思うくらいちゃんとしたムービーになっていて達成感がすごかったです。」(1年)
・「沢くんはすごいなと思います。key noteで作る行為をたくさんやっていつか沢くんみたいなプロになりたいなと思います!」(1年)
・「keynoteって本当に便利だなと改めて思いました。keynoteで作った映像を保存してiMovieで音楽をつける、というのもいいアイデアだと思いました。また自分でも作ってみようと思います。ありがとうございました。」(2年)
・「ムービーの機能は知っていたけど、音楽の付け方などは初めて知りました。
また、keynoteからムービーに動かす方法も初めて知りました。」(1年)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ワークを担当した3年の沢さんは、「今回も教える役という事でイントロムービーの作り方について解説しました。みんなに一個一個手順を踏んでしっかりと話すことができたので良かったです。」(3年)と述べています。今回は、沢さんにとっては2回目で、「ZOOM授業を進める方になると、反応が話からないのでかなり孤独感がキツかったですが、今回は慣れました。やってみて色々わかりました」とおっしゃっていました。ワークにかける時間の算段も含め、沢さんご自身の学びは計りしれないと思いました。
ところで、ブルームのタキソノミーは学びの目標を分類されたもので、端的に表現すれば、聴くだけではなかなか頭に入らないが、表現したり、他者に伝えたりすることで学びがさらに深いレベルまで到達するというお話です。
https://i-learn.jp/article/2875
このような学びを広げられる生徒がいてくださっていることが、本校の誇りであると思っています。ぜひ、学びという文化の伝承を、学年を超え、時代を超えてつないでいきたいと思いました。(沼田)
参考)
ブルームほか(渋谷・藤田・梶田訳、1972)「教育評価法ハンドブック:教科学習の形成的評価と総括的評価」第一法規出版