同志社大学理工学部大学院の研究発表を体験しよう part2 /
CVTに関する研究〜より良い自動車を作るために〜
3年生の授業を担当してくださっている八幡先生は、研究を続けるために大学院にて日々研鑽されています。日々取り組んでいらっしゃる修士論文の概要(研究論文の入口)を発表していただきました。
テーマ「CVTに関する研究〜より良い自動車を作るために〜」
CVT(Continuously Variable Transmission)とは(https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-cvt/を要約:沼田)-----
乗用車を中心に急速に普及した変速機で、「動力を伝達させながら、プーリーの幅を連続的に変える」ことによって、変速を実現させています。車にはオートマチックトランスミッション(AT)車と同様に、アクセルペダルとブレーキペダルの2ペダルで運転できるため、運転操作はAT車と変わりないといわれています。
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前回のpart1の時にお話いただいた塩澤先生と津田先生とともに八幡先生のお話にも共通していたことは、なかなか研究がうまくいかず苦労されたことがあることと、それにめげず解決にむけて思いつく手立てをつくして乗り越えたことですとか、ご自身がとりくまれている研究が社会にとって役立つものであり、そのために今の苦労があるとおもっておられることではないかと思いました。
みなさんの自由研究、探究の活動は大学に行っても社会人になっても重要だと言われています。実際に社会人として働いている教員という立場でも、研究論文や書籍・雑誌への寄稿という行為を通して世の中の発展にかかわっていきたいと思っています。(沼田)