同志社大学理工学部大学院の研究発表を体験しよう part1
研究を通して世の中の発展へ貢献する
塩澤先生と津田先生は、今も大学院で研究の世界の最前線で研究をされています。そのお二人から研究の概要をオンラインで発表していただきました。
塩澤先生 「鉄よりも軽くて丈夫な材料って?〜先端材料の改善点〜」
津田先生 「CVTとは? ~理想の未来へ~」
研究の説明といっても、現在とりくんでおられる深い階層のお話は難しすぎるので、平易なわかりやすい言葉でスライドをつくってくださって興味深くお話を聴くことができました。お二人とも共通していたことは、なかなか研究がうまくいかず苦労されたことがあることと、それにめげず解決にむけて思いつく手立てをつくして乗り越えたことですとか、ご自身がとりくまれている研究が社会にとって役立つものであり、そのために今の苦労があるとおもっておられる点でした。また学会という場所で行う発表の意味とは、いろいろな立場の人があつまってみんなが未来のために考えやアイデアをぶつけ合って参考にしあう場とおっしゃっていたのが印象的でした。
お二人のお話や質疑応答の時間を通して、今中学生が行っている自由研究の意味を再認識できた気がします。みなさんの自由研究、探究の活動は大学に行っても社会人になっても重要だと言われています。実際に社会人として働いている教員という立場でも、研究論文や書籍・雑誌への寄稿という行為を通して世の中の発展にかかわっていきたいと思っています。(沼田)