オンライン見学、すぐき漬けの漬け込み作業
面取り作業の体験
晴天の11月23日(祝)、すぐき漬けの漬け込み作業をオンラインで見学しました。12名の生徒のみなさんだけでなく、同志社大学政策学部の岡本先生もZOOMに入ってくださってとても豪華なオンラインミーティングになりました。
すぐき漬けプロジェクトや授業でも栽培しているすぐきですが、植えるのが少し遅かったのと袋に三本を育てているので育ちが遅く、森田さんのすぐきを見て「こんなに大きくなるのか」とびっくりしました。大きなものは人の顔くらいになり、かなり重いです。
漬け込む前には、面取りという作業があります。すぐきの皮をへつり、大きすぎるものはサイズを調整します。その次に、大きな樽に一晩つけ、柔らかくするようです(写真あり)。一晩付けられて柔らかくなったすぐきは、小さな樽に詰め替えられ重石で寝かせます。どんどん水が抜けて小さくなると、さらに新しいものを足してさらに寝かすようです。毎日毎日その詰め替えの世話をして、最後はむろで発酵させて出来上がりとなるようです。すぐき漬けプロジェクトチームには、漬ける前のすぐきと漬けた後の「すぐき漬け」をいただけるとのことで、メニュー開発や新しい取り組みが加速しそうです。
ところで筆者は、面取り作業を体験させていただきました。「上手です」と褒められ嬉しくなりましたので、また来年も参加したいと思いました。コロナがおさまっていたら、みんなで行きたいです。(沼田)
参加した生徒の皆さんからは以下のように気づきをいただきました。
「わたしが学校で育てているのは、全然大きくなかったので大きさによって味が変わるのかな?と思って食べ比べてみたいです。まだ1度もすぐき漬けを食べたことがないので食べたいです!すぐき漬けを作る工程を知ることができたのでその知識をチラシ作りにも生かしていきたいです。」(Uさん)
「畑から取れたら①汚れているはをとる②根を両サイドとる③カブと葉の間に包丁を入れる。④傷は削る。形も整形する。丸くする。学校の4倍の大きさはある。大きい方が甘い。天秤押しは機械化!!2本は石。石は毎日外して動かさないといけない。7段積むことを7皮という。アラズケは一晩。和歌山の塩で行う。ただ重ねるのではなく、重ならないように螺旋状に行う。終わったら滑り台のように水槽にいれ、洗う。そこから大きさなどを見極めて本漬け。赤穂じおで行う。室は1週間ほど入れる。入れたら正月、入れなかったらGWに完成!いつか、実際にいってみたい。」(田中さん)