琵琶湖博物館は本当に面白いです。展示一つ一つもそうですが、博物館の展示のコンセプトや設計、学芸員の先生方の研究の多様性とその深さからも多くのことを学べます。お仕事に対する自信と誇りのようなものを感じました。また来年も企画させていただきたく思っています。よろしくお願いします。(沼田)
参加した生徒のみなさんからのコメントです。
「ブラックバスやビワマスを食べたり、投網漁を体験したり、初めての経験を沢山できたのでよかったです。講義ではいつも琵琶湖の水を使わせてもらっているのに話してくださったほとんどの事を知らなかったし、登場した生き物もほとんど初めて見るものだったのでもっと勉強しないとなと思いました。魚が沢山載っているプリントももらえたのでこれから少しずつ覚えていきたいなと思いました。展示は体験型の物が多く、楽しみながら学ぶ事ができました。琵琶湖の事を学ぶだけでなく、自分の地域についても考え直す良い機会になりました。今回はC展示室だけだったので次はリニューアル工事が終わってからA展示室とB展示室も見に行きたいです。」(M.U.)
「祖父が滋賀県の大津に住んでいるので、琵琶湖のことは他の人よりも知っているつもりでしたが、魚のことや、リリースが禁止されている魚があったり、そのような魚のせいで、絶滅の危機にある魚があることを知らなかったので、少しショックでした。
投網漁の体験では、うまく広がらない、網に少し苛立ちながら、漁師さんの苦労や技術を学ばさせていただきました。少し上手くなりました。
お昼ご飯の天丼も美味しかったです。少しビワマスがシャケに似ているなと思いました。ブラックバスは油がたくさんのっていて、美味しかったです。
展示、水族館では、時間が経つのを忘れるほど興味深い展示が多かったです。エサやりも可愛かったです。」(F.N.)
「琵琶湖の生き物やそれに寄り添って生きてきた滋賀の人々のことがわかった。とてもいい経験でした。」(R.S)
「普段からできない経験をできてよかった。またこのようなプロジェクトがあったら体験してみたいと思った。」(A.M.)
「丁寧な説明が心にささった。体験も楽しかった」(S.T.))
「今回のプロジェクトは前からとても興味がありました。今回は実際に博物館を見て回るだけではなく、琵琶湖や日本各地に生息する希少生物や外来生物などについてといった話をしてくださり、投網漁のやり方を実際に体験してみたりするなど普段はすることができないようなことを経験することができました。また実際にビワマスとオオクチバスが入った天丼を食べました。オオクチバスは少し生臭いかなと思いましたが、そんなことはなくとても美味しかったです。そして講義ではたくさんの写真を基に分かりやすく説明してもらいました。深く理解することができました。そして今琵琶湖が抱えている問題にも考えを巡らせることができました。そして博物館の中の見学では、たくさんの発見や興味深いことがありました。魚やアザラシなどの生物も良かったのですが、一番良かったと思ったのは昭和時代(1960年代)の家の実物でした。内部もそのままになっていてたくさんの発見をすることができました。洗濯機など今より古いものの、現在でも存在するものや存在しないものもありました。また今と大きく異なるのが、トイレと台所が母屋から離れたところにあるということでした。また鶏を飼っていたのも珍しいと思いました。その他にも琵琶湖の特徴、そこに住んでいる生物、滋賀県の森林や生息する生物など数多くの展示がありました。今回はC展示室だけでしたが、今年で工事は終わるということなので来年も行けたらいいと思いました。そのためにもこの学びプロジェクトは来年も続けてほしいです。いろいろな体験をさせてくださり、ありがとうございました。」(K.I.)
「今まで外来種についてあまり聞かず、考える機会も少なかったけど、今回のお話を聞いて、外来種が今、どれだけ大変なことになっているのかがわかりました。昼ご飯の、ブラックバスの天ぷら、とても美味しかったです。食べた時、なんで食べて駆除しないんだろうとおもったほどです。」(T.S.)
「身近にあるのにあまり詳しくは知らない。琵琶湖について知っていた事は、大きくて、外来魚によって元々いた魚が減っている、ぐらいでした。
施設の方の講演を聞いて、琵琶湖は何百万年も前には伊賀あたりにあった事、琵琶湖にしかいない固有種が20種類近くいる事、琵琶湖の湖岸は砂浜から崖まで様々な種類があることを知りました。理科の授業で、地形は変化して、移動すると言うことを学びました。その事を実感できる良い機会になりました。
館内には琵琶湖周辺の環境だけでなく、それとともに生きてきた人の生活様式の展示もありました。1つ1つが丁寧で、わかりやすい説明がありました。琵琶湖の400万年の歴史、10万年の歴史コーナーに行けなくて残念でしたが、自分が思う琵琶湖のイメージを払拭出来ました。」(S.T.)
「天丼を食べたことで衝撃を受けました。それはブラックバスがあまりにも美味しかったことです。何故こんなに美味しいのにあまり食べられないのか不思議になった。話を聞いて琵琶湖は、多くの命を養っておりさまざまな食べ物を与えてくれることを知った。」(Y.S.)
「こんなにきれいな琵琶湖だからこそ、美味しいブラックバスやビワマスを食べれて本当に良かったです。また、たくさんのことも学べました。ありがとうございました。」(K.K. )
「生命が生きるためには、環境を整えることが重要だと知りました。これからも、自分達で出来る限りの環境を整えることに尽くしたいと思いました。」(M.T.)