
📍言語の壁を“算数•数学”で乗り越える
「구구단을 외자(ググダヌルウェジャ)」は、かけ算九九を使った韓国のリズムゲームです。
九九計算は、韓国でも、日本と同じように小学校で学習します。小学校の教室で使われていた掛け声をきっかけに「구구단을 외자(ググダヌルウェジャ)」という表現が広がり始め、1990年頃からは様々な場面でゲームとして活用されてきました。今日も、幅広い世代で楽しまれている遊びです。

韓国語は、中国から伝来した漢字を発音する「漢語」が語彙全体の半分を占めており、漢字を由来とする点で、発音や意味が日本語ととてもよく似ています。
「方程式」や「関数(函数)」のような数学用語も、中国から伝った漢字のまま定着したものが多く、日本の算用数字と韓国の漢数詞もその一つです。

韓国語の数字(漢数詞)の読み方さえ覚えれば簡単ではあるのですが、計算しながらリズムに合わせることによって、意外に難しいと感じる楽しさがあります。参加された12名の皆さんも、慣れない韓国語を発音しながら「구구단을 외자」のゲームに挑戦することができました。

また、数日後に控えていた慶熙中学校との交流(1/24-26)を前に、韓国の学生たちとの会話に使える韓国語のフレーズもいくつか紹介しました。
以下、生徒さんからのコメントの一部です。
「人が新しく全然知らない言語を学ぶ過程やリアクション、そして注目度など、言語以外での学びもありました。みんなが同じレベルで、知らなくて当然のものを大勢で学ぶ時の、誰がうまくて、誰が下手かなどの優劣のない空間でした。なんだか、優しくて、居心地のいい、大体皆同じ能力を持ったような空気感は、不思議で面白かったです。」
新しい言語や文化を学ぶ上で、その場の空気感を通して生み出されているものが多くあること、さらに、学ぶ方法は多様であることも認識できました。
数学や理科といった世界共通の科学分野が、国際的理解を深める新たな学びに活かされ、中学生の皆さんの興味関心がより横断的に広がっていくことを期待しています。
(数学科 李)



