平行四辺形が宇宙で活躍! 「ミウラ折り」
4月、1、2年生の数学の授業開きで、「ミウラ折り」にチャレンジしました。(3年生は昨春の授業開きで実施しました。)
「ミウラ折り」は、元々、宇宙空間で太陽光パネルの取り付け等のために宇宙飛行士が危険な船外活動をしないで済むように開発されたアイデアです。三浦公亮さん(東京大学名誉教授)が発明されたので「ミウラ折り」です。一方向に力を加えるだけで開閉が可能になるところがすごいです。タテ・ヨコの折り目を直交させず、どちらか一方を斜めに、折り目で囲まれた図形が長方形ではなく平行四辺形を作るように折るのがポイントです。
宇宙空間での「ミウラ折り」の活用はこれからなのですが、重なる折り目が少ないために破れにくいという理由で、「ミウラ折り」の地図がすでに商品化されています。授業では、中学生の皆さんと京都市の観光マップ(A3サイズ)を「ミウラ折り」で実際に折ってみました。
(宇宙空間のイメージ、折り方のスライドもありますが、著作権の関係でここでは紹介しておりません。)
(数学科 園田毅)