面接官のプロが教える“人を動かすちから”
高野氏による将来に役立つ学び
どんな未来をつくっていきたいですか?
同志社中学校では、単なる学びにとどまらず、生徒たちが未来を切り拓く力を養う学びプロジェクトが展開されています。今回ご紹介するのは、昨年度大好評だった特別ワークショップ「ヘッドハンティング虎の巻」の続編です。この講座では、元JTB採用担当者や現ソニー生命で活躍するヘッドハンティングのプロを講師に迎え、面接の本質や人を見抜く技術として大切にされていることを学びました。
「なぜを3回問いかける」習慣は何をもたらすのか?例えば、ただ「良いコミュニケーションとは?」を考えるのではなく、「なぜそれが必要なのか?」「なぜそれが成功に繋がるのか?」と深掘りしていきます。このプロセスを通じて、自分の考えを深めていくことができます。またワークでは、実際に商品のセールスを行う設定でセールスデモンストレーションするなど、理論だけでなく実践の場を経験しました。本題である「面接官は何をみているのか?」については、参加した人だけが獲得できました。
このような学びに興味を持つひとはぜひ次回に参加してください。(教頭 沼田 和也)
<気づきnoteより>
・「話すことも必要だけれど、相手の話を聞くことのほうが大切だということがわかりました。」(1年村田)
・「トーク力も大切だけれど、聞き手に回ったり、役割を持つことでより評価が良くなることを知った。」(1年長濱)
・「お話を聞いて、集団面接の時は他の人の話を聞くのがいいと学びました。また、面接の時には心に余裕を持っておくことが大切だと分かりました。このまなプロに参加してよかったです。」(1年須藤)
・「ヘッドハンティングのおはなしを聞いて、聞き上手だといいんだなと思いました。今回は、ちょっと年齢が見えてしまって、あまり何も出来なかったけど本当の面接だとできることが増えると思います」(1年小宮路)
・「これまで、面接といえば、英検の面接しか受けたことはなかったけれど、これから行われる入社試験の面接は1対1ではなく、1対多人数で、1つのテーマでいろいろ相談をして、最終的に結論を出して発表する、という方式でした。実際にやってみた結果、意見が対立して、争いになったりすることがあったので、結論を出すには少し難しかったです。特に司会や、発表者は意見などを出して、整理して上手く発表しないといけないので、タイムキーパーをした方がいいと、先生に教えてもらいました。面接委員は、みんなが発表しているところだけでなく、意見を提案する姿勢や人の話を聞く態度なども評価していることが分かったので、将来役立てられるようにします。」(3年角谷)
・「ディスカッションスキルとかどんなものかなと思っていたら思ったよりも基本的なものを繋げて話すような感じでこれなら今からでも実践できるようなものだなと思いました。ヘッドハンティングとか活かして優秀な人材を引き抜いたりなど見極めるのが大事なんだとわかりました。」(3年村木)