創造の丘から世界へ

JST次世代科学技術チャレンジプログラム成果発表会にて
2026年3月7日、同志社大学京田辺キャンパス・恵道館201において、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)次世代科学技術チャレンジプログラム「2025年度成果発表会」が開催されました。このプログラムは、学校法人同志社 同志社一貫教育探究センターが主催し、大学・研究機関・企業と連携しながら中高生が本格的な科学研究に挑む機会を提供しています。研究室や企業の現場に足を運んで、問いを立て、データを収集し、仮説を検証していきます。このプログラムには本校から3名の生徒が参加しており、成果発表会(DAY1)では、2名の生徒が登壇し発表しました。
まず、比佐晴人さんは、株式会社堀場製作所で取り組んだ研究について発表した。企業の研究現場で扱われる測定技術や分析の考え方に触れながら、自らの問いを深めていったプロセスを丁寧に報告されました。続いて、小宮路実子さんは株式会社島津製作所での研究経験をもとに発表されました。興味深かったのは、研究所での学びをそのままにせず、学校へ戻ってからさらに探究を発展させた点です。友人や教員を対象にアンケート調査を行い、得られたデータをもとに独自の指標づくりに挑戦した。企業で触れた分析の視点を自分の環境に持ち帰り、データの意味を読み解こうとする姿勢が印象的でした。科学研究は、実験装置やデータの量だけで成立するものではありません。問いを持ち、その問いに対して粘り強く方法を探したり、結果を疑いつつも考え続ける営みでありましょう。今回の発表会では、そういった研究する姿勢、自分なりの視点やオリジナリティが芽生えていることを感じました。
なお、成果発表会は二日にわたって開催されます。第2日目は2026年3月14日に予定されており、本校からは山本真菜さんが発表を予定しています。関心のある方は、ぜひ会場に足をお運びください。(技術科 沼田 和也)





