2024年1月より、数学アプリ「GeoGebra6(Classic 6バージョン)」の「検定」を始めました。毎回30-40 分間の講座を5回シリーズで6級から1級へ、そしてMaster取得まで予定しています。
GeoGebraの優れているところは手書きでは時間がかかるような複雑な図形やグラフを簡単にかつ正確に描くことができ(立体も!)、さらにいろんな条件に応じて動かすことができることです。
2/8thu.放課後、5回目、準2級講座を実施しました。iPadを持ってピタゴラス教室(数学1)に集まった皆さんと、まず前回学んだGeoGebraの機能を復習した後、今回は「関数グラフ」機能を使っていろいろなグラフを描いてみました。
今回のゴールは、
「関数グラフ」画面で、グラフ作成の基本的な操作ができる
です。タブレット内のアプリ「GeoGebra Classic」を利用します。お家のPCでもやってみようという方は「全機能統合版・Classic 6」がおすすめです。
<「関数グラフ」を使う>
- 関数の式を入力するとグラフが書けます。中学数学の範囲では比例・反比例関数、1次関数、2次関数を学びますが、それらはもちろん、高校、大学数学で学ぶ関数グラフも簡単に描けます。学習者がグラフの概形がイメージできないとき、GeoGebraはとても有効なツールです。今回は、以下のようなグラフを描きました。係数が分数になるグラフも作成してみました。
y=2x、y=3x、y=x2、y=x3、y=x4など。y=2x+1、y=-3x、2グラフの交点を作成。
y=-x/2 ※分数係数の場合は「y=-x」、「÷」、「2」というふうに入力すると描けます。
y=x2、y=-x/2+2、2グラフを描いて交点A、Bを座標表示する、△OABを作って面積を表示するなどの操作を体験しました。
となり、126穣(じょう)7650杼6002垓2822京9401兆・・・と数える数になります。
皆さん、50分程度で課題をクリアされました。
次回(2級 3月のフォローアップ期間を予定.)のテーマは、「空間図形」Menuを使います。中学数学で学ぶ正多面体や球を描いてみましょう。
お楽しみに!
(数学科 園田毅)