2024年1月より、数学アプリ「GeoGebra6(Classic 6バージョン)」の「検定」を始めました。毎回30-40 分間の講座を5回シリーズで6級から1級へ、そしてMaster取得まで予定しています。
GeoGebraの優れているところは手書きでは時間がかかるような複雑な図形やグラフを簡単にかつ正確に描くことができ(立体も!)、さらにいろんな条件に応じて動かすことができることです。
1/18thu.放課後、1回目を実施しました。iPadを持ってピタゴラス教室(数学1)に集まった皆さん、GeoGebraが初めての方ばかり(授業で1-2回触れた程度)です。アイコンを探して「幾何」(図形)メニューを選ぶところからスタートしました。
6級検定のゴールは、
「幾何」画面での基本操作を学んで、多角形を描いて、図形を動かし、データをタブレットやクラウドに「保存」や「エクスポート」ができること
です。タブレット内のアプリ「GeoGebra Classic」を利用します。お家のPCでもやってみようという方は「全機能統合版・Classic 6」がおすすめです。
点を打って、多角形や正多角形を作り、図形を動かすという基本的操作を学び、検定課題は以下の内容です。
(1)一般の四角形を描き、その「中点」(中点を作る機能を使う)を結んで四角形の中に四角形を作る。
(2)「角度」を表示して、点を動かし、一般四角形の中の四角形が必ず平行四辺形になっていることを確かめる。
(3)作成物(作成途中)の内容を、デバイスやクラウドにデータ(拡張子「ggb」)で保存する。
皆さん、30分で見事課題をクリアされました。
次回(5級)の研修では、幾何のさまざまな機能を使って、円周角の定理の理解、三角形の外心、重心を描いてみようと思います。お楽しみに!
(数学科 園田毅)