2年生探究中間発表

グループ対話からチャペル発表へ
2年生の探究学習は、現在中間発表を行いました。本校の探究では、グループで一つの答えを出すのではなく、一人ひとりが問いを立て、自分の考えを深めていくことを大切にしています。中間発表では、自分の問いを他者に伝え、一定の成果を報告する機会であり、また意見を受け取る機会です。これまで行ってきた調査や実験、フィールドワークの内容が、他者の視点によって改めて問い直されます。
2年C組のある生徒は、質疑応答の後にこう話していました。
「自分では調べ切ったと思っていたけれど、『それは誰のための解決なのか』と聞かれて答えに詰まった。自分の中だけで完結していた問いだったと気づいた。」
探究において重要なのは、このような気づきです。問いは一人で深めることもできますが、他者との対話によって、その位置づけや意味がより明確になります。中間発表は結論を示す場ではなく、問いを修正し、次の探究につなげる通過点でもあるのです。
各クラスで選ばれた代表者は、チャペルで発表を行います。チャペルでの発表は成果の優劣を示す場ではありませんし、自分の問いがどのような背景から生まれ、どのように社会とつながっているのかを、全校生徒の前で説明する機会となります。与えられた答えではなく、自分で立てた問いを、自分の言葉で語る。その経験が、探究の次の段階を支えていきます。(技術科 沼田 和也)





