サンエイ牧場を訪ねて

地球の恵みから宇宙を目指す
大樹町のサンエイ牧場を訪れました。とてもたくさんの牛のいる風景の奥に、“宇宙へと続く挑戦”が広がる特別な牧場です。サンエイ牧場では、牛の排せつ物を利用してバイオメタンガス(メタン燃料)を生成しています。このメタンは、ロケット燃料として再利用できる可能性があり、地域の資源を“宇宙へとつなげる”画期的な試みと言えます。酪農の営みから得られる恵みを無駄にせず、次の挑戦へと変える、その理念がISTや北海道スペースポートの「持続可能な宇宙開発」と繋がっていると思いました。
牧場内では、搾乳や餌やりの自動化が進められており、ロボットが牛の健康状態や搾乳量をデータで管理しています。テクノロジーが農業を支える現場を実際に目にしました。
見学の後は、牧場自慢の手作りアイスクリームをいただきました。生乳そのままの風味と、やさしい甘さに生徒たちは思わず笑顔に。本当に美味しくて、まさに”自然の味がする”手作りアイスに感動しました。
(技術科 沼田 和也)
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