淡江高級中学(台湾)との体験授業交流
折り紙で始まる数学の世界
淡江中学の生徒のための特別授業では、本校数学科の田畑先生と澤田先生が、二次関数の導入として折り紙で放物線を作るというアクティビティを行いました。折り紙の折り目をステップ倍ステップで放物線の形に近づけていきます。出来上がったときのうれしさに国境はありません。
この後は、日本人の生徒が淡江中学の生徒を日頃の授業に連れて行きました。本校の授業では基本的に日本で授業を行っているので、台湾の生徒にとって内容を理解することは難しいかもしれませんが、日本の授業の雰囲気を体験することができたと思います。ノンバーバルな体験が、対面での交流の醍醐味かもしれません。バディの日本人の生徒が英語を使って、授業内容を紹介していきます。これも日本人の生徒にとっても英語を使う絶好の機会であり、本当に「人に伝えなければならないことがある」本物の機会でもありました。
淡江高級中学の生徒たちとの国際交流は、知識を共有するだけでなく、ノンバーバルな体験、英語を含めて持てる力を組み合わせて使いながらどうにか目の前の現実的な課題をのりこえていく素晴らしいひと時でした。(技術科 沼田 和也)