2024年1月より、数学アプリ「GeoGebra6(Classic 6バージョン)」の「検定」を始めました。毎回30-40 分間の講座を5回シリーズで6級から1級へ、そしてMaster取得まで予定しています。
GeoGebraの優れているところは手書きでは時間がかかるような複雑な図形やグラフを簡単にかつ正確に描くことができ(立体も!)、さらにいろんな条件に応じて動かすことができることです。
1/22mon.放課後、2回目を実施しました。iPadを持ってピタゴラス教室(数学1)に集まった皆さんは、GeoGebraを前回1度やっただけですが、さすがです。忘れた機能があってもすぐ思い出して使いこなしていきます。今回は、前回「幾何」(図形)の復習と演習です。
5級検定のゴールは、
「幾何」画面で多角形・正多角形・円、角度・長さ・面積の測定、プロパティの操作を学んで、正三角形の重心、外心を描けること
です。タブレット内のアプリ「GeoGebra Classic」を利用します。お家のPCでもやってみようという方は「全機能統合版・Classic 6」がおすすめです。
最初に、円周角を描き、円周角の定理を確認、証明しました。証明は「ペン」で直接書き込みました。
検定課題は以下の内容、三角形の外心をGeoGebraの機能を使って描けることです。(かぎかっこは機能を使って描くところです。)
(1)三角形を作り、各辺の「垂直二等分線」を描き、垂直であることを測り確認する。
(2)「2つのオブジェクトの交点」を使って、外心を指定する。外接円Oを描く。
(3)半径OA=OB=OCを描く。その「長さ」を表示して全て等しいことを確認する。
(4)垂直二等分線のプロパティを変更して見えないように(「白色」または「非表示」)する。
最後に、作成物(作成途中)を、デバイスやクラウドにデータ(拡張子「ggb」)で保存しました。
皆さん、30分で見事課題をクリアされました。
次回(4級 1/29mon.)の研修は、「幾何」の発展操作です。三角形の内心、垂心を、さまざまな機能を使って描いてみましょう。お楽しみに!
(数学科 園田毅)