国連東京本部訪問と特賞受賞伊藤凛香さんのレクチャー
一人の学びが多くの人の学びに伝承される学びプロジェクト
2021年の国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテストにて特賞を受賞された伊藤凛香さんのレクチャーでした。昨年、エントリーするまでにたくさんのことを考え、書いては翌日には捨てて、書いてはまたすぐに捨てを繰り返し、考えや言葉を紡いて行ったというお話。エビデンスの信頼性などの深堀も含め、相当苦労したのだろうと思いましたが、ご本人からすればその仕事に集中していたので、体がいつも自分のテーマに向かってたので苦労というふうには思っていなかったというようなことをおっしゃられ、びっくりしました。後半は、受賞メンバーだけが参加できる研修のお話やそこで学んだ気づきなどを伊藤さんはお話されました。とてもすばらしい研修で、いっぱいいろんなことを考えたので頭が疲れたけど、あっという間に終わってしまった、とのことでした。
参加者からはたくさんの気づきをいただきました。
「国連で賞を受賞した事はとてもすごいですし、さらに今回の学びプロジェクトのようにスラスラと発表して、質疑応答にも的確に返答していてすごいなと思いました。
僕も高校生になったらこのようになりたいと思いました。また、今回の学びプロジェクトをうけて、何か校外のプロジェクトにも積極的に参加しようと思いました。」
「調べ始めると、情報が正しいか調べなければならなくなるので、調べたことよりも、自分の気持ちや思いを書いたとおっしゃっていて、さまざまなニュースや情報から自分が何を思ったかを意識して、作文のアイデアを考えるといいんだと思いました。作文を書くには知識や情報がいると思っていたのですが、その知識や情報だけでなく、それに対して自分が何をどう思ったのかということが重要なのだとまなびました。また、作文を書くときに気をつけるポイントを聞くことができたので、よかったです。生活の中でさまざまな情報やニュースに触れながら、作文を作っていきたいです。」
「今回がはじめての学びプロジェクトで正直、結構不安でした。でも、こんな感じなんだ〜とよく分かり良い経験になりました。今回の学びプロジェクトはかたいお話なのかなと思っていましたが、
「伊藤さんがすごく気さくな方で分かりやすく楽しかったです。国連の作文に応募しようとも思っていなかったけど、興味がわきました。過去に受賞された方の作文を読んでみたいと思います。」
「伊藤さんのお話を聞いて、日本の平和さがよく分かりました。小学生のときにいたと言われていたインドは貧富の差が激しく、日本より危険というのは聞いたことがあります。やはり、現地に住んでいた人の話は自分も現実味が湧き、心に残ります。」
「今回の学びプロジェクトがすごく心に残りました。将来にも活かしたいと思います。本当にありがとうございました‼︎」
「私は将来国連で働いてみたいと思ったりしているので、作文を書くコツなどが聞けてよかったです。このプロジェクトで選ばれて国際機関などを見に行ったりしたという伊藤さんをとても尊敬します。私も頑張りたいなと思いました。」
第62回 国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテストはもう始まっています。いろいろな考えやアイデアを持っているみなさん、ぜひ応募してみてください。(沼田)