同志社大学グローバル・コミュニケーション学部生発の学生団体「フードリンクス」と一緒に考えるフードロスセミナー
文 美月さん(株式会社ロスゼロ代表取締役)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部生発の学生団体「フードリンクス」による、フードロスを考えるセミナーを学びプロジェクトでおこないました。
文美月さん(株式会社ロスゼロ、発表当時は株式会社ビューティフルスマイル)代表取締役 https://www.jeri.or.jp/wec/finalist/8th/Bun_Mitsuki.html
【食品ロスを減らして笑顔を増やしたい!【ロスゼロの思い】 https://youtu.be/Dj3sD5M3tw0
今回はゲストスピーカーとして、株式会社ロスゼロ代表で食料廃棄削減に向けた活動を積極的におこなっておられる文 美月さんをお招きしました。
まさに今話題のSDGsをつなげたお話でとても有意義な時間、そして実に濃厚な講義をいただきました。
学生団体「フードリンクス」の企画は2回目の開催となりますが、今後もつながっていきます。みなさんどうぞご参加ください。(沼田)
「食品ロスが一番良くないところは地球において最も大切な循環サイクルを断ち切る最悪の行為だと認知することができて良かった」(3年Kさん)
「メモ
フードロスに対する、、、
食品ロスとは食べられる物を捨てるということ
観光客に食べてもらうことで食品を消費できていた
水が含まれていると温室効果ガスもたくさんでてしまう
だが、難しい。
ビジネスとお金は難しい。
仕入れる方と作った方の歪み
2018年についての感想
ビジネスは本当に難しいなと思いました。フードロスについて、私も活動してみたいです。そもそも日本の社会の仕組みも難しいですね。また、食べられるモノを捨てるのはもったいないと思っても、自分が気づかないうちにそんなことをしているかもしれないと思うと、周りをよくみた方がいいなと思いました。そもそもロスゼロはすごいなと思います。”」(1年Wさん)
「フードロスの問題があることは知っていたけれど、フードロスの原因や家庭や飲食店以外にどこで起こっているのかは知らなかったです。具体的にどのようにしてフードロスが起こるのかを知って、フードロスがとても勿体無いことだと気付きました。また、スーパーなどで商品を手前から取ったり、消費期限の近いセール品を選んだりすることで、スーパーなど提供する側の意識にも影響を与えることができるんだと思いました。スーパーでの買い物ではどのように作られたかやどこで作られたかだけではなく、計画的に消費期限をみて物を選ぶことも世界のために大切なんだということを知りました。場所が変われば捨てられる物も喜ばれる物になるのはなんだか不思議だけど、食べ物やアクセサリーなどいろいろな物に共通する普遍的なことなんだと思いました。捨てられてしまうものを、それを求めている人に届ける仕事は素敵だなと思いました。これから食べ物はどうあるべきなのか、どんなふうに変わっていくのか考えてみたいと思いました。」(2年Tさん)
「今回、食品ロスについて改めて考える機会になり良かったです。毎年、恵方巻が売れ残って捨てられているニュースや、CMなどで食品ロス関係のものをやっているので気にかけていた事でもあったので話を聞けて良かったです。まず、約600万トンものフードロスがある事に本当におどろきました。栄養不足で死んでしまう人口は2030年には8億人を超えると言われています、その数は、今の日本の人口約1億人の8倍もの人が飢餓で死んでしまうのです。一方で、主に先進国では大量に食べ物を作って食べない分まで頼んでは、お腹がいっぱいになって捨てる。の繰り返し。ニュースでよく流れる大量のご飯が大きなクレーンか何かで運ばれる様子と飢餓で栄養が足りず危険な状態である人達の様子がこの同じ世界で起きている事が信じられないし、大きな問題です。食品ロスとは、食べられるのに捨てる事。SDGsで、貧困をなくそう 飢餓をゼロに つくる責任つかう責任にフードロスは当たります。SDGsは2030年までに持続可能な開発目標という事で達成すべき17の目標の事です。その中の3つ当てはまるフードロスは世界が改善すべき問題だし、それを改善すれば世界は大きく変わると思います。最近世界がSDGsの目標を達成するために色々動いている事が分かります。電車で通っているのでよく見るのですが、阪急電車でSDGsの電車です。外部の部分にSDGsの絵が描かれていて中の部分の広告なども全てSDGsに関係するもので目に入るので沢山の人がSDGsを知ることができます。このような取り組みはとても良いなと思います。私はSDGsに興味があるので将来このような問題に関わって仕事をしたいという気持ちもあります。なので文さんが働いている株式会社ロスゼロに興味があります。あと、賞味期限と消費期限についてです。この違いをもう少し知ってもらいたいなと思いました。賞味期限は、おいしく食べられる期限!消費期限は期限を過ぎたら食べない方が良い。という事です。なので賞味期限は期限が少し過ぎても、食べられなくなる訳ではないという事。なのですごく細かい話になってしまうけど私が思ったのは、よくアニメや漫画で賞味期限が2日、3日過ぎたものを食べてお腹をこわしたというシーンをみかけました。それはちゃんと意味を考えると少し違う事になるなと思いました。それを見た小さい子供が賞味期限が過ぎたものは食べられない。賞味期限が昨日だったからもう食べられないし、捨てようとなるわけです。また小さい子供だけでなく、大人でも知らない人がいるので、ちゃんと賞味期限と消費期限の違いを理解してもらう必要があると思いました。牛乳などを買う時についつい奥の方から賞味期限が長いものを取ろうとしてしまいます。実際私もそうでした。これも前にあるものがどんどん売れなくなり期限が近づいて店に出せなくなり結局捨てる事になってしまいます。これもフードロスですね。私がすごいなと思ったのは、ノーベル賞の晩餐会での食べ物が地元のスウェーデン産の食材を使用して、廃棄を出さないように野菜などは根を含めて全部使ったりと工夫して調理されている事です。このような世界が注目するノーベル賞。その晩餐会。大きなイベントでこのような対策をする事は世界中が注目するし、その分意識が高くなるのですごく良い方法だなと思いました。2025の大阪万博ではどうするのか気になります。食品ロスは、先程も書いたように600万トン出ています。それは、国民一人が毎日139gの食品ロスを出していて、それはお茶碗一杯分のご飯にあたるそうです。最初は、一杯分か、思っていたより少ないなとかを思っていたら、その一杯で食糧不足で飢餓で苦しむ人が救えるかもしれないと思いました。だから、母にも私が「お腹いっぱいだから残して良い?や、これ嫌いだからいらない」というと、私と同じ年齢の人が同じ地球で食べ物が無くて死にそうな状態で私が残した分も食べれない状態。それを与えてあげればもしかしたら助かるかもしれない。などさまざまな事を考えさせられます。国民一人の一杯分はちりも積もれば山となるで、積もっていくと大量になります。特にホテルのバイキングとかだとどれも美味しそうでいっぱいとってしまい、お腹いっぱいで食べれなくなる。美味しそうだなと思って大量に取ったものが口に合わなかったりすると一気に捨てる事になる。そのような事で大量のフードロスが発生してしまいます。そこで、私達が今日からできる事。①買い物をする時は、冷蔵庫を確認して食材を確認し、余分なものを買わない。食べきれる量をつくる。②料理をするときは、残っている食材から使う!(賞味期限切れ•消費期限切れを防ぐ)③外食をするとき、食品ロス削減に積極的に取り組んでいる店を選ぶ(持ち帰りOK←最近、持ち帰って食中毒になると困るからなどの理由で持ち帰れない店がある)食べられる量だけ注文する。④ロスゼロの活動に注目する!ポスターを作成して電車などよく人の目につくところに貼ったりする。などです!今回のマナプロで沢山学んだし考えました。このような事をいっぱい知って考える事が楽しいなと思いました。これからもこのようなプロジェクトがあれば進んで参加したいなと思いました!」(1年Nさん)
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