カエルの解剖実習(1年)

10月の学校行事
2019_flog

理科 カエルの解剖実習
本校の理科教育の基本は「実物学習」です。そのため、多くの時間を実験・観察に使っています。つまり、教科書、参考書、図鑑等では得られない学習を大切に考えています。
ウシガエルを通して、からだのつくりやしくみ、生活環境、ヒトとのつながりなど、多くのことを学んでいます。

<実習の進め方>
(1) 解剖前の授業1時間を使って、外観からの観察を行います。(手足の指の数、耳の確認、皮膚のようすなど)
…この時の子どもたちのようすは、絶叫・号泣・脱走など、極限に近い反応を示します。
(2) 放課後の時間(3:25~5:30)で、4教室(物理・化学・生物・地学)同時に実施します。
これを2日間連続して行います(第1学年8クラス)。
(3)まとめは、動物の学習の授業時に行います。

生徒の感想より
解剖をして、カエルの細かいところ、内臓のことまで分かった。消化器官が1本でつながっていて、カエルの体長より長いことにおどろいた。カエルの解剖をして帰る1匹の命を犠牲にしたのだなと思うと、毎日ごはんを食べるとき感謝しようと思う。
初めはこわくてやりたくないと思っていたけど、いざ解剖をしてみると、それも勉強のためにやっているからやってみてよかったと思いました。これは命をもらってやった実験なので、これからも牛や鳥命をもらって僕たちは食べているので、しっかりこれを意識して生活していきたいです。
初めは罪悪感でいっぱいでできるか不安だったけど、命に感謝して解剖しようと思うと、しっかりしようという気持ちになったので、最後までやりきることができました。この経験はこれから先することがないと思うのでできてよかったです。解剖中は血が予想以上に出てびっくりしました。無事終了できてよかったです。
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