ハイブリッド竹とんぼをデザインする
プロペラの原理を体を通して学ぶ
勢いよく空に駆け上がる竹とんぼはとても楽しいです。作って→飛ばす→もっと飛ばしたいので考える→やってみる→飛ばすと、ものづくりのだいご味です。限られた条件のなかでクリエイティブに想像力を働かしてトライアルとエラーと工夫を繰り返すエンジニアリングマインドセットは、竹とんぼづくりの中で、はぐくまれます。
大阪の小学校の先生(名和先生)が発案したこのハイブリット竹とんぼは、紙で羽をつくります。紙製なので、羽のデザインをすぐに簡単に加工でき、しかもボンドで固めるので丈夫になります。想像以上に工作が簡単で、想像以上によく飛びすぐれもの。しかも20分あれば完成できるのです。思考と試行のサイクルを短時間で簡単に素早く回せるので実に優れた教材であり題材です。
授業だけでなく出張授業でもやることが多いので、楽しみにしていてください。昨年度は同志社大学を借りておこなった同志社合同説明会でも実施しました。もちろん好評でした。
*ちなみにこのハイブリッド竹とんぼは、インドの生徒たちにもやっていただきました。ニューデリーでの出張授業。また別項でお知らせします。
*また、竹とんぼこのプロジェクトは、3年生で行っている風力発電のブレードデザインへつながっています。
(knumata)