「そうだ 京都 行こう」part1
デザインの向こう側
2年生授業で、HPのデザインに取り組んでいます。コーデイングスキルの向上はLife is TechのHTML+CSSコースで身につけながら、学年終わりには自分のHPを作ってもらう予定でいます。そこで重要になってくるものの一つが、「限られた条件の中で、デザインする」ことです。
その練習として、限られた条件(コピー「そうだ 京都 行こう」を使用し、フォント・サイズ・カラーおよび写真)を使ってロイロノートに提出してもらうという活動を行いました。使用するアプリはなんでも良い。KeynoteやpowerPointをはじめAdobeシリーズのアプリを使いながら最終的に作品をロイに出せば良いのです。その際、デザイナーとしての説明文をつけていただきました。難関は、今回の課題は、クライアントの設定をJR東海さんにしたことでした。JR東海さんの会社のヴィジョンを調べ、会社のペルソナを考えて作品を作る必要がありました。
出された作品はどれも素晴らしく、デザインに対するコメントもかなり深く考察されていました。より本格的にやろうと思えば、ロジカルにデザインを詰めていく場面ではミリ単位で合わせながらデザインする必要がありますが、最終的には、デザイナーの「快」・「不」の感性がいかなるものであるかという部分が重要になってきます。決断されたアウトプットには、その辺の葛藤も垣間見れてとても頼もしい作品が集まりました。
田中さんの作品は、子どもの頃の思い出が第一の起点になって作られたものでした。磯田さんの作品は、クライアント設定されたJR東海さんを洞察した結果としての旅や宿泊の楽しみの提案でした。中村さんの作品は私のような鉄道ファンの心を捕まえるものでした。
今後生徒の作品を紹介したいと思います。part2、part3を楽しみにしていてください。(沼田)
(沼田)。