大河ドラマAward vol.3
課題の評価は、担当教員全員でレポートを読み、話し合いながら行いましたが、その基準は、生徒自身に設定してもらいました。
学習指導要領の改訂にあわせて、「学びに向かう力、人間性」の育成が重視されるようになっています。それは、学びにおける自分の現在地を適切に把握し、この後どんな力を自分が磨くべきか、どんな努力をすべきかを自分で調整する「自己調整」の力です。
レポートの評価において、「特にどんなところを工夫したか?」「どんなところを見てほしいか?」を自分で設定し、評価されることで、各自の目的意識をもって学びに向かう力を身につけてもらえたら嬉しいです。
学年末のアンケートでも、自分自身の事を丁寧にふりかえることが出来ていました。
最近『成績をハックする 』という本を読みましたが、そのなかでも「自分で自分の学習における目標を設定し、自己評価と改善をおこなっていく」という過程が重視されていました。授業者としても改めて、何のために学ぶのか? 学びの主役はだれか? を考えるきっかけになったプロジェクトでした。
(作成:濵野 担当:井口・栗山・濵野)