桃太郎電鉄を地理の授業で
Education× Entertainmentが未来の授業の担い手を育てる
篠原先生の地理の授業では、「桃太郎電鉄」のゲームを使って地理を学んでいる。「桃太郎電鉄」といえば、筆者も学生時代に親しんだゲームである。今では、教育版としてリリースされ、教育界で熱い眼差しが向けられているのた。エンターテイメントと教育を掛け合わせた次の時代の教育として、注目されているのだ。篠原先生は地理の授業に取り入れているが、「桃太郎電鉄」が持っているコンテンツは社会の教科書にはとどまらず、この授業を体験した生徒たちが大人になった時、教育のエンターテイメント性をもっと引き出してくれる大人になってくれるのではないかとおっしゃている。篠原先生の自身の授業をきっかけに、その先の授業を創造できる担い手になってもらいたいと願うのは、筆者も同じである。
ロイロノートに提出された生徒の気づきもまた興味深い。
「まだまだ全然知らない地名も多く出てきて、その地域の詳しい情報とかもわかるので本当にしっかり勉強になるけど、ゲームとしてもおもしろいのでいいなと思いました。またお店とかを買うときに、地名だけジャなく、しっかり地域の中身までたくさん知ることができるのでとても良かったなと思いました。」
「最古の城というのは今まで意識していなかったので新しい視点が増えていく、面白いなと思った」
「先生に課題として言われていなかったら、詳しく見る!のところろか意識せずにサイコロをずっと振ってるだけだったので、勉強要素を入れるなら紹介する場面とか、ミニゲームみたいなんで地理クイズとかあった方が面白そうだなと思った。またやりたい!」
「桃太郎電鉄」はただのゲームではないのである。Education × Entertainmentの可能性を深めていきたい。(沼田)