唯一変わらないのは言葉と歴史だ
人類の物語
世界的ベストセラーとなった『サピエンス全史』を読まれた方は多いのではないだろうか。著者ユヴァル・ノア・ハラリ さんは、子ども向けの『サピエンス全史』を書かれ、河出書房新社から11月より発行された。
人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった
西田 美緒子 訳
いち早く読破した中学二年生の足立さんは、ブックレビューを書いてくれた。
「 今、これほど世界を盛り上げているワールドカップ。 この本を読んで考えてみると、 サッカーという形のないものを世界中の選手達、 人々が同じルールを認識してプレーしているということは人間だか らこそ出来ることなのだと思う。 人間の1番の武器はコミュニケーションを言葉で取ることが出来る ことだと思う。言葉があるからこそ、人間は今も会話をしたり、 本を書いたり読んだりできる。これから先の未来、 人の価値観が変わったり、政治が大きく変わったり、 人間の住む世界が今とはまるで違っていても、 唯一変わらないのは言葉と歴史だと私は思う。 歴史は当たり前だが、変わらない。 そんな歴史から学ぶことがあって、これから先の未来へと繋げる。 言葉で議論しあってこれからの世界を若い世代が担う。 時にはコロナなどの大きな壁にぶつかったりして、 それを乗り越えて、これの繰り返しが歴史だと私は思う。 これから先、大袈裟な話かもしれないけど、未来を担う、 壁を乗り越えなければならない子ども達の為に歴史を学ぶ機会、 この歴史の本があると思います。」(足立)
小学生のうちから歴史を思い、これからを考えることができる本ではないかと思う。(沼田)
参考)
社会の授業はこちら→『サピエンス全史』から学ぶ1年生社会の授業