Numbersをクイズアプリに
基本は1つ、応用は無限
すごい作品が送られてきました。以前学びプロジェクトでNumbersアプリでif関数の基本講座に参加してくれた2年生の沢さんは夏休みに、その知識を応用してクイズアプリを作ってくださいました。
表計算といえば、Excelが有名ですが、近年ものすごく注目されているGoole Sheet、そしてAppleのNumbersの3つが有名ではないでしょうか。それぞれ開発のコンセプトが違いますが、Numbersは引き算の発想で、余分なものを省き必要最低限の機能に絞っていて、それが逆に使いやすいアプリです。そして表計算の強みはセルという“入れ物“がすでに整備されていて、いちいち自作しなくて良い強みがあり、そのセルにいきなり関数を書き込めば、かなりすごいことができるようになっています。
その中でも「If関数」といえば、どの言語でも用意されている関数で使い方も条件分岐の仕組みさえ理解していれば、言語の違いを気にすることなく使えるものです。そのたった1つの基本を知ることで、応用は無限に広がるのだということを、見事に見せていただいたのが今回の沢さんの作品であると思っています。
テーマはクイズであり、回答と正答の判定をIf関数で処理しているという簡素なものです。それだけでも十分なのですが、沢さんは使い手のことを考えて、人為的なエラーを排除する仕掛けをいくつか仕組んでいるところもなかなかすごいなと思うところです。また次の作品も期待してしまいます。(沼田)