土と出会い、すぐきの種を蒔く

すぐき漬けプロジェクト
まだまだ残暑の厳しい秋の空気の中、1年生の生徒3名が”袋の畑”に集まりました。本日の体験は、京都の伝統野菜「すぐき」の栽培の出発点となる種まきです。手のひらにのるほど小さな種を、丁寧に土へと落としていきます。種まきを終えたあとの生徒のつぶやきは別の記事に掲載していますのでこちらをご覧ください。→「はじめて土さわった!」
すぐき漬けプロジェクトは、「食文化体験」だけではありません。京都が大切にしてきた伝統文化を受け継ぐミッションを持っています。土壌、成長、収穫、漬け込み、発酵──すべての過程が本物であり科学的な事柄と社会や文化の歴史の交差点 にあります。
今日の1年生の小さな一歩から始まった種まきは、間引き、収穫というプロセスを経て、やがて食卓にのぼり、仲間と分かち合う時間へと実を結びます。(技術科 沼田 和也)



