すぐき漬け 漬け込み作業見学

森田さん宅にて見学・体験
22日、6名の生徒とともに森田さんのすぐきの漬け込み作業を見学し、作業を体験させていただきました。今年は酷暑の影響で収穫が少し遅れているとのことでしたが、処理がおわったすぐきをいれる予定の室も見せていただきました。
大きな樽に、皮をていねいにへつったすぐきを入れ、重石と棒で押さえて粗漬けし、しなったすぐきを機械で本格的につけていく作業を間近で見せていただきました。
また、森田さんのご家庭ならではの工夫が施された道具も見せていただきました。既製品ではなく、扱いやすさを考えて作られたもので、長く続けてきた中で生まれた工夫だと感じました。生徒たちは、伝統的な食文化が人の手によって支えられていることを実感したようです。普段スーパーで見かける食品にも、こうした作業と時間があることに気づくきっかけになりました。
漬け込み作業の現場を実際に見ることで、言葉だけでは分からない学びがありました。(技術科 沼田 和也)





