「おいしいプリン」とは?
おうちで実験・リサーチ
持ち前の知恵と工夫でおうちでできる本格的な自由研究をしてくる生徒がいます。2年生の長田さんです。感染状況の厳しい中、昨年は「おいしいプリン」おうちで作り実験を繰り返し、うまくいかなかった実験をどうにかやり遂げたみごとな研究でした。
私は美味しいプリンの作り方について実験しました。きっかけは、お母さんが少し高めのプリンを買ってきてくれたのですが、それがあまり美味しいと思えなかったので、自分が美味しいと思うプリンを作ろうと思ったことです。普段からお菓子作りをしていたわけではないので初めての試みでした。プリンを作るにあたってまず私はプリンがどうして固まるのかについて調べました。プリンの材料である、卵、砂糖、牛乳の性質をそれぞれ調べ、スライドにまとめました。農林水産省のホームページなどを参考にしながら、調べました。砂糖の性質やタンパク質の性質など知らなかったことが多く少し難しいと感じましたが、とても興味深く面白いと思いました。次に私はスーパーやコンビニで買ったさまざまな種類のプリンを食べ比べました。自分の好きな食感、味をわかるようにするためです。それぞれのプリンに味、カラメル、食感、総合評価と評価項目を設け、五段階評価で評価をつけました。最後に実際にプリンを作りました。作り方は図書室で借りた本を参考にしました。一種類だけ作るのではなく、とにかく材料の配合を変えたりしてたくさんつくりました。さまざまな条件で作ることでより自分の理想に近いプリンを作ることができると思いました。牛乳や砂糖、卵の量を変えるだけでなく、牛乳を生クリームに変えたり、卵の卵黄だけや卵白だけ作ってみたり、いろいろな条件で作りました。その中で一番理想に近かった味や食感のプリンを見つけることができました。今回、美味しいプリンの作り方というテーマで自由研究をやって、いろいろ失敗もしたけどとても楽しかったと思いました。自分が疑問に思ったことや、興味があることを研究できるのはすごく大切な経験で、そこで学んだことや、気づいたこと、思ったことはこれからに繋がっていくなと感じました。(長田)
長田さんのプレゼンは以下のリンクからご覧いただけます。ぜひご覧ください。中学生になったら、みなさんの知恵と工夫で、自由研究で探究してください。(沼田)
https://jhs.js.doshisha.ac.jp/wp-content/uploads/2022/11/f05f6f6974f689342793efad5e296628.pdf