日台交流26

姉妹校の淡江高級中学との授業交流
姉妹校となっている台湾の淡江高級中学との交流はアジアものづくり授業交流を皮切りにはじまりました。今年で12年目となります。
1月23日は「創立者永眠の日祈祷会」の日で、若王子の同志社墓地にて朝9時から開催され、淡江高級中学の生徒30名と先生方2名と一緒に本校の有志の生徒とともに参加しました。
中学校では、淡江高級中学の生徒たちと教職員の交流もかねて、特別授業を行ったり、同志社中学の生徒(生徒会評議員中心)と淡江高級中学の生徒がバディを組んで、日常の授業に案内して、授業という場をつうじて文化交流を行いました。言語や文化の違いを受け入れて生まれる会話は、互いの価値観や学びの姿勢を映し合うものだと思います。普通の日常の授業で、同じ教材に向き合って、同じ空間で学ぶ時間を共有するということそれじたいが、価値あることだということです。説明する側・教わる側という一方通行の関係ではなくて、「どう伝えればよいか」ということよりも目の前の相手がどう感じているかを理解するために、どんな言葉かけをするかを考え続ける時間は、体験してこその価値ある学びだと思うのです。
淡江高級中学との交流は、単なる国際交流ではなく、ものづくりを起点に始まった淡江高級中学との交流は、「技術」や「知識」を共有すること以上に、「とともに考える姿勢」を大事にしてきました。背景の異なる他者と向き合うことで、自分たちが当たり前だと思っていた学び方の違いや価値観を俯瞰して新たな視点を獲得していくような、そのような過程に教育的な意義があると主張してきました。
未来のアジアの学校の在り方を感じ、次代を拓いていく力は、だれとでも分け隔てなくつき合えるマインド-異なる考えをもつ人々と協働し、よりよい答えを探究し続ける力-にあるのではと思います。12年にわたり積み重ねてきたこの交流は、生徒たちにとって、アジア、そして世界へと開かれた学びの入口といっても過言ではないと思います。(技術科 沼田 和也)
参考資料
活動を国際的に展開する中で、科学・技術の興味や関心を育む〜ロボット教材を中心題材として〜
https://storage.nakatani-foundation.jp/main/p/uploads/k43_h27.pdf





