滑走路で飛ばす

自分だけのロケットを試作・発射
北海道・大樹町の多目的航空公園にある滑走路を舞台に、6名の生徒が手作りロケットの製作・試行錯誤に臨みました。
この地は、Interstellar Technologies(IST)や、民間ロケット・衛星打上げ拠点として注目される、北海道スペースポート(HOSPO)の射場整備・滑走路延伸が進んでいる場所でもあります。
「より遠く」「より真っすぐ」といった目標に向けての実験と調整く繰り返しました。胴体の長さ、重りの位置、羽の枚数・角度など、生徒たちは滑走路という広がる空間の中で、自分たちのロケットがピストルのように飛び出す瞬間を体験しました。
「最初はただの遊びのつもりやったけど、いつの間にかガチになってた」とは、生徒のつぶやきです。
高緯度・海に囲まれた地域特性を活かし、宇宙港としての可能性を切り拓く大樹町。ISTが本気で行っているその開発の原点ののうな可能性を、感じられたことは大きな成果だったと思います。(技術科 沼田 和也)
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