「不織布ってなに?」を学ぶ羊毛フェルトワークショップ開催!

京都町家科学館とのコラボレーション
同志社中学校では、京都の町家科学館と連携し、身近な素材から科学への関心を広げる“博学連携”企画を実施しています。今回のテーマは不織布。
普段使っているマスクやおしぼりにも使われている「不織布」ってどんな仕組み?――そんな素朴な疑問から始まったワークショップでは、「羊毛を針で刺して固める」フェルトづくりの体験を通じて、不織布の構造や性質をやさしく学びました。
参加者は、自分の手でふわふわの羊毛を少しずつ形づくり、動物のマスコットやかわいらしいキャラクター作品を完成させました。ひと針ひと針に集中しながら、自分だけの作品を仕上げる姿には、創造力と科学への好奇心があふれていました。
科学とアートが交わるようなこのプログラムは、今後も定期的に展開していく予定です。テキストでいくら「不織布」の性質や式を覚えても、実感が伴わなければ本物にはなりません。地に足がついていない。身近な素材から「学び」を引き出す楽しさを、ぜひおうちでも話題にしてみてください。(技術科 沼田 和也)



