NHK「笑わない数学」_シリーズ2のご紹介
昨2023年10月から12月にかけて第2シリーズの放送がありました。
「非ユークリッド幾何学」、「コラッツ予想」、「本当に1+1=2は正しいのか?」、「結び目理論」までが10月放送分、「虚数」、「超越数」と11月放送分が続きました。
「コラッツ予想」の内容は簡単なので、ここで紹介します。ある正の整数に対して、以下の操作を繰り返していきます。
- 偶数であれば、2で割る。
- 奇数であれば3をかけて1を足す。
このとき、「どんな整数から始めても、有限回繰り返せば必ず 1 になる(そして 1→4→2→1 というループに入る)」というのが「コラッツ予想」です。内容を理解するのは簡単なのですが、人類はまだこの証明(必ずこうなるのだという説明)ができていません。
中高の数学で学ばない内容が多い(虚数は高校で学びます)ですが、進行・解説役のパンサー・尾形貴弘さんのおもしろい?お話とともに数学も楽しんでください。
(数学科 園田毅)