MONO-CTO INNOVAT!ON 2023
澤嶋さんのチームが2位に!!
https://mono-coto-innovation.com/yousyo#inno2023
上記サイトは、この夏開催されたMONO-COTO INNOVAT!ON 2023(“MONO-COTO”)の報告ページです。全国の中高生が集まり、デザイン思考を学びながら現実の難題・課題に、「革新的なアイデア創造」で向かっていきます。何と言っても特徴は、単にアイデアを考えて終わりではなく、「プロトタイプをつくってアイデアの価値検証まで」行うところにあります。より”本物”にアプローチできるイベントなのだ。それだけ深い学びがもたらされる日本唯一の中高生のイベントと言っても良いです。このMONO-COTO に、本校の生徒も参加され、澤嶋さんが所属するチーム”Hammock”がTHEME1「本屋の再定義」の部門で2位となり表彰されました。「イコウ」くんというキャラを使ってとても分かりやすく説明されています。最終プレゼンの1:41:30あたりから視聴することができます。
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このサイトに紹介されている記事も素晴らしく、このイベントを通して「デザインとは何か?」という大きな問いに対して、参加した中高生が自分の言葉でアプローチされている様子が本当によく伝わってくる。
・「デザインなんてセンスがある人がやればいいじゃんくらいに思っていたのですが、大事なのはユーザーに寄り添う心なんだとか、デザインの今まで自分がみえてなかった部分がみえてきて(後半略)」
・「私は将来、建物かモノのデザインの仕事につきたいなと思っていてるのですが、モノコトを通してデザインって深いんだな、と感じました」
・「今思い返すと『あの時の自分の一言がなければこうなってなかった』というポイントがすごくいっぱいあって。『自分の一言で本当に物事が変わるんだ』と分かった」
技術の授業でもデザイン思考は取り上げるが、このような気づきは単に中学校や高校の授業や教材を通して学べるものではないだろう。イベントで初めて出会う中高生がチームを自力でつくり、企業からだされる大きな課題に持ち前のアイデアとやる気で向かっていくからこそ学べることなのだと思う。(沼田)