プラスチックゴミをキラキラアクセサリーに!
カエルデザインの川崎朱美子さんに来ていただきました!!
海洋プラスチックゴミをキラキラアクセサリーにする企画を実施しました。
金沢のデザイン事務所(カエルデザイン)のアクセサリーデザイナーの川崎朱美子さんに来校していただいて、アップサイクルのアクセサリーをつくりました。
リサイクルとは再び循環させるという意味ですが、アップサイクルは新しい価値を付けて循環させるというもので、今回の企画で作る作品はそれにあたります。カエルデザイン事務所が取り組んでおられることの一つは、ビーチに落ちているプラスチックごみから、きらきら輝くきれいなアクセサリーに生まれ変わらせるという取組です。その活動を通して多くの人に、海洋プラスチックゴミの存在や、環境問題について考えるきっかけになってほしいと言う願いが込められています。そしてそれをモノづくりする場面で、障害を持つ方々とつながるきっかけも考えておられます。
「様々な障害を持つ仲間たちと海洋プラスチックやフラワーロス(廃棄花)などをアクセサリーにアップサイクルしてきました。(中略)今後も海洋プラスチックとフラワーロスのアップサイクルを中心にしながら、全国各地の障害を持つ人たちとともに、布製品、廃棄食品、パソコン、家具など様々な廃棄品のアップサイクルを進めていきたいと考えています。(http://kaerudesign.net/about/)
参加した生徒の皆さんのクリエティビティをはっきしてたくさんのアクセサリーが出来ました。
・「今日は、マイクロプラスチックを使ってかわいいクジラのキーホルダーを作りました。マイクロプラスチックにはアイロンされる前のものの字が書いてあるものもあり作る上で、それを外から少し見えるようにしました。また、普段ポイ捨てをせずちゃんと分別して捨てていると思っていてもカラスなどがゴミを漁ってそのゴミが川に流れてやがて海に行ってしまうというケースもあるということがわかり、マイクロプラスチックの問題は海で遊んでいる人がポイ捨てしているから悪いと思っていた考えがもしかしたら自分も直接的ではないけれどもマイクロプラスチックの問題に関わっているのかもしれないと知り意識がガラッと変わりました。他にも、毎日新聞の記者さんも来てくださり普段記者さんが表に出していない裏側のことなども知ることができてとても面白かったです。」(1年和田)
・「海洋プラスチックゴミがあんなに綺麗なアクセサリーや、キーホルダーに変わることを知りました。また、海洋プラスチックゴミの多くが川から流れてきたものだと知り私は気を付けようと思いました。」(1年樋口)
いつか川崎さんの事務所カエルデザインにも訪問したり、一緒にクリーン・ビーチいしかわにも参加したいと思いました。(沼田)