レーザー彫刻で広がる「ものづくり」の世界

FAB LABや情報技術教育にもつながる新しい体験
レーザー彫刻機を使ったワークショップを行いました。生徒たちは自分だけのネームプレートづくりに挑戦しました。
iPadでデザインした文字や模様が、数分後には木に刻まれて現れます。
生徒からは「え、もうできた!」「レーザーで焼けるとなんかすごい!」との声。
かつては企業や研究所に限られていた精密加工技術も、今では学校の教室で気軽に体験できる時代になっています。これは「誰もが自由にものづくりに参加できる社会」を目指す FAB LAB(ファブラボ) の発想にも通じます。現在、国の教育改革では、AIやデジタル技術を重視した「情報技術教育」の充実が議論されています。今回のワークショップも、そうした新しい学びの方向性を先取りする実践のひとつといえるでしょう。これからも手を使ってものづくり、そして頭で考えるという体験を通して、創造力と探究心にアプローチしていきます。(技術科 沼田 和也)


