日韓交流研修ツアー〆切迫る

一度は行きたい、“韓国一美しいキャンパス”で学ぶ研修ツアー
〆切間近となりました。訪問先は、世界的にも知られる名門慶熙大学(Kyung Hee University)の中にある慶熙中学。美しいキャンパスと最先端の教育で知られるこの地で、現地の生徒たちとともに学び、ホームステイし、語り合う、貴重な3泊4日です。慶熙大学といえば、韓国伝統医学(漢方医学)の研究でも有名で、敷地内には重厚でハリーポッターに出てきそうな建築が並び、まるでヨーロッパの街を歩いているかのような空間が広がっています。そんなキャンパスにある慶熙中学校は、学びへの意欲が高く、国際交流にも熱心な中学校。ここでの体験は、単なる「海外旅行」では終わりません。
交流を通して、「言葉が通じなくても、心は通じる」、「違いは壁ではなく、世界を広げてくれるきっかけ」
そんな実感を得られるはずです。定員残りわずかです。一歩踏み出せば、きっと世界が変わります。締切が迫っておりますので、興味のある方はお早めに校務センター沼田までお問合せください。(沼田 和也)
<<昨年参加した生徒の感想>>
・「僕はこの夏、韓国の慶煕中学との国際交流に参加しました。日本と言語が違う国に行くので、最初はうまく韓国の人達と仲良くなれるか不安を抱いていました。ですが、その不安は韓国の人たちと一緒にロッテタワーや景福宮、明洞を巡ったり、一緒に韓国料理を食べるうちに、消えていきました。
ホームステイ先では、初めてホストファミリーの家に入った時「しっかり韓国語喋れるかな。間違えたりしたらどうしよう。」と思っていたけど、ホストファミリーは僕の拙い韓国語の自己紹介も相槌を打ちながら聞いてくれ、いろんな質問もしてもらい、緊張がほぐれました。夜にホストファミリーからプレゼントをもらった時、僕の家族への沢山のお土産のほかに、僕がラーメンが好きだというプロフィールを見て、韓国で人気のインスタントラーメンを10袋も用意してくれた時には、こんなに準備してくれたのかと嬉しくなりました。その日の夜、僕はベッドの中で、一日のことを思い返していました。初めは自分の知らない場所に行って経験のないことをするのは不安もあったけど、いざやってみると全て初めてなのが逆に新鮮で、また、ホストファミリーの優しい心遣いのおかげで、来てみて良かったなと安心しながら寝ました。作ってくれた料理は全部美味しくて、朝ご飯にコングクスやタッカルビを作ってくれたり、サムギョプサルや冷麺を食べに連れて行ってくれた時もありました。それらは僕が「韓国に行ったら食べてみたい」と話していた料理だったので、覚えてくれていて本当に嬉しかったです。慶煕中学との交流では、慶煕中学の歴史あるバンド部のみんながロックを演奏してくれました。そのメンバーの中にホストファミリーをしてくれた生徒もいました。演奏している彼はエネルギッシュで本当にかっこよかったです。家での彼は、不慣れな僕を絶えず気にかけてくれるとても優しい人で、彼のまた違う一面をみることができました。バンド部の演奏は、本格的で僕の想像以上でした。メンバーの一人一人が生き生きと楽しそうで、聞いている人たちを引き込むような迫力がありました。
僕がこの国際交流プログラムに参加して思ったことは、その場所の文化を知るためには、まず人と話してみることが大事ということです。僕は韓国に行く前は、どんな場所なのか自分の頭の中でしか想像していなかったけど、実際に行ってみて、ホストファミリーの人たちと話してみると、韓国の人たちはみんな優しくて、なんの心配もいりませんでした。また、相手のことを知ろうと英語や韓国語、身振り手振りごちゃまぜになりながらも一生懸命コミュニケーションを取ろうとしました。だからこそ、自分が喋った言葉が相手に伝わると嬉しかったです。次は、日本に来る慶煕中学の人たちにも、日本のことを沢山知ってもらえるようにたくさんおもてなししたいなと思います。」
・「私は今回の国際交流でたくさんのことを学び、感じました。初めてのホームステイだったり、初めての国だったりで最初は不安の方が大きかったです。しかし、慶煕中学の人たちはすごく暖かく迎えてくれて嬉しかったです。今回の国際交流で学べたことは大きく分けて二つです。
一つ目はもてなしてくれたり、自分より他人を優先してくれる韓国人の考え方や心です。
スーツケースを持ってくれたり、車道側を歩いてくれたり、私たちのことを考えて行動してくれていて胸がいっぱいになりました。細かな気遣いなどもすごく嬉しかったです。
また、頑張って日本語を覚えてくれていたり、話そうとしてくれたりしていて、興味を持って接してくれているんだな、と感じることができました。
二つ目は韓国の文化(食文化や教えなど)です。
日本と韓国はこんなに近い国なのに文化や教えがまるで違っていて興味深かったです。
湯船に浸からなかったり、食事は小皿にたくさんのおかずが乗っていたり、料理の味が全体的ににとても辛かったです。また上下関係も日本より厳しいみたいで目上の人にはしっかりとした態度をとっており、見習わなきゃな、と思いました。
また、景福宮でみた建物は色鮮やかでとても美しかったです。
韓国は前から憧れていて、ハングルが生まれた建物も見ることができてよかったです。
授業体験では数学、体育、韓国語の授業を体験しました。言語の発音が日本と似ていてある程度なら理解できました。けれど教え方などが日本と全く違っていました。説明が簡潔でわかりやすく、動画や図形を使って説明していました。各教室に設置されているモニターのようなものはとても便利そうで発展しているな、と思いました。
今回の国際交流では学んだことが多かったですし、見習いたいと思うところもたくさんありました。韓国の人が親切にしてくださって本当に嬉しかったので、自分も他の人に親切に接したいな、と思いました。コミュニケーション力も育みたいです。
学んだことを活かして日常をもっと楽しくしていきたいです。
2月が楽しみです」



